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アイテム
放射線による血液中の唾液腺アミラーゼ活性への影響
https://repo.qst.go.jp/records/60855
https://repo.qst.go.jp/records/6085523f92ca9-3606-4d13-9d3d-6fbd8b0f42ff
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2005-02-04 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 放射線による血液中の唾液腺アミラーゼ活性への影響 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
蜂谷, みさを
× 蜂谷, みさを× 渡辺, 恵子× 小野田, 眞× 明石, 真言× その他× 蜂谷 みさを× 渡辺 恵子× 小野田 眞× 明石 真言 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | -amylase(1,4--D-Glucan 4-glucanohydrolase)は、澱粉などの多糖類を分解する酵素であり、唾液腺と膵臓で作られる2種類のisozymeが存在する。大手術などのストレスにより、また頭頚部の腫瘍への放射線治療により、血清中に一過性の上昇が認められることが知られている。1999年に起きたJCO臨界事故の高線量被ばくでは当日より上昇が認められ、翌日に最高値に到達している。放射線による血中-amylase活性の上昇の機序を明らかにするため、C3H/He マウスに照射後、血漿中及び唾液中-amylase活性を青色デンプン基質法により測定した。X線全身1回照射後、血漿中の-amylaseは線量(0-14Gy)に依存して増加し、12時間でピークに達し、14Gyでは非照射群の約3倍であった。照射24時間後でも非照射群よりも約2倍高い活性を維持した。非変性ゲルによるisozyme assayでは、血漿中では膵臓型はわずかであり唾液腺型が大部分を占めた。また、放射線による-amylase活性の上昇は唾液腺-amylase isozymeの上昇である事も示された。唾液腺由来のHSG、HSY細胞では、マトリゲルで分化させ腺管構造形成後でも、照射により細胞の-amylaseの増加は活性、たんぱく質レベルとも認められなかった。また、apoptosisも認められなかった。一方、マウスの唾液流量及び唾液中の-amylase活性は照射24時間後には線量に依存し減少した。以上の事から、血中-amylase活性の上昇は唾液腺から-amylaseが血中へ逸脱している可能性を示しており、現在さらに検討中である。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会第47回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2004-11-27 | |||||
日付タイプ | Issued |