WEKO3
アイテム
重粒子線低線量/低密度照射の生物影響
https://repo.qst.go.jp/records/60814
https://repo.qst.go.jp/records/60814e27fc024-1a01-4097-af2b-6df35740d7c2
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2005-01-24 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 重粒子線低線量/低密度照射の生物影響 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
鈴木, 雅雄
× 鈴木, 雅雄× 鶴岡, 千鶴× 鈴木 雅雄× 鶴岡 千鶴 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 宇宙・地球環境放射線、粒子線癌治療等の医療に纏わる放射線利用、原子力エネルギー利用と放射性廃棄物等の我々の身の回りに存在する放射線線源を考えるとき、電磁波放射線の低線量(率)生物影響のみならず、高LET粒子放射線の低密度照射の生物影響やそれら線質の異なる放射線の混合放射線低線量(率)照射の生物影響は、今後益々重要な問題となってくると考える。特に、粒子放射線低密度照射の生物影響研究では、時間的・空間的に直接放射線照射された細胞と照射されていない細胞との混合集団であることは間違いなく、それを一つの細胞集団として解析した場合、正確な生物影響評価を行うことは不可能であると考える。すなわちより正確な放射線生物影響評価を行うためには、粒子放射線低密度照射に対して、 (1)直接被曝した細胞への直接的な生物効果 (2) 被曝した細胞の近傍に存在する被曝していない細胞への間接的な生物効果 (3)さらに被曝した細胞としていない細胞との相互作用機序の解明 を合わせて明らかにしていくことが必要不可欠になると考える。 本セミナーでは、これまでの研究で実験データが不足しているイオン化粒子線低密度照射が及ぼす生物影響に対して、上記の各々の生物効果を明らかにしようとして放医研で行っている研究データを以下の内容で紹介した。 1) 電磁波放射線と粒子放射線混合放射線環境(γ線成分約90%、粒子線成分約10%)で、一日あたり約1mGyの線量を繰り返し照射したヒト正常細胞集団に、改めてX線を急性照射したときの細胞致死と突然変異誘発に与える影響。 2) 上記の混合放射線成分の内、γ線及び炭素イオン単独で1mGy / 7〜8h の低線量率あるいは低密度照射をした細胞集団に、改めてX線を急性照射したときの細胞致死と突然変異誘発に与える影響。 3) 低エネルギーの炭素イオンビームを低密度で急性照射したときに、放射線非照射のバイスタンダー細胞に現れる細胞致死と突然変異誘発効果。 その上で、今後進めていくべき戦略を原研先端的基礎研究部門及び保健物理部放射線リスク研究室と議論した。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本原子力研究所先端的基礎研究部門放射線DNA損傷グループとの合同セミナー | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2005-01-21 | |||||
日付タイプ | Issued |