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  1. 学会発表・講演等
  2. 口頭発表

プロテインキナーゼCを介する分子機構

https://repo.qst.go.jp/records/60715
https://repo.qst.go.jp/records/60715
1e69a3bb-d16c-4ecd-93a6-4f5e70760fda
Item type 会議発表用資料 / Presentation(1)
公開日 2004-12-06
タイトル
タイトル プロテインキナーゼCを介する分子機構
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f
資源タイプ conference object
アクセス権
アクセス権 metadata only access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_14cb
著者 中島, 徹夫

× 中島, 徹夫

WEKO 602135

中島, 徹夫

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中島 徹夫

× 中島 徹夫

WEKO 602136

en 中島 徹夫

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 放射線応答反応には様々なプロテインキナーゼが関わっていることが知られている。プロテインキナーゼC(PKC)は古くから放射線応答反応に関わることが示唆されてきたが未だ統一した理解は得られていない。中でも放射線誘発アポトーシスにおけるPKCの関与はアポトーシス誘導にもまた生存誘導にも機能していることが観察されてきた。そこで我々はPKCが関与する放射線誘発アポトーシス機構を持つマウス胸腺リンパ腫細胞を用いてPKCが関与する放射線応答機構を詳細に解析することを試みた。マウス胸腺リンパ腫細胞株としては放射線高感受性株3SBH5とそれ由来の放射線抵抗性株XR223、そしてATM(Ataxia-telangiectasia原因遺伝子)との関わりを解析するためにATM正常株とATM欠損株のマウス胸腺リンパ腫細胞を用いた。3SBH5においてはPKC活性化剤によって放射線誘発アポトーシスを指標として放射線抵抗性を示すようになりPKCの阻害剤では感受性が増した。Ca2+依存性PKC(cPKC)に特異性の高い阻害剤でも0.5Gy照射後のアポトーシスにおいて感受性の増加が確認された。しかしながら照射20分後に阻害剤を導入しても感受性の増加は確認されなかった。このようにcPKCの関与は照射後20分以内に生じていることが示唆されたことからcPKCの活性を測定すると0.5Gy照射3分後に細胞質ゾル画分において有意な活性の上昇が確認された。興味深いことにcPKCの分布変化は確認されず、cPKCは放射線により早期に細胞質ゾルにおいて活性化され抗アポトーシスシグナルとして機能することが示された。一方でPKCdの特異的阻害剤は3SBH5の放射線誘発アポトーシスを抑制した。PKCdの活性化は0.5Gyの照射で約50%の細胞がアポトーシスを示す4時間後に確認された。以上のことはPKCが照射後の経過時間によって分子種別に生存誘導、アポトーシス誘導の両方に関わっていることを示す。またXR223ではPKCdの活性化は3SBH5に比較して阻害されていた。PKCdの分布変化の解析からXR223ではPKCdの膜画分への移行が阻害されていることが明らかになり、PKCdの分布制御機構が放射線感受性の決定因子になりうることが示された。以上のことを含めマウス胸腺リンパ腫細胞におけるPKCの放射線応答機構を概観する。またPKCdの細胞内分布がATMにより制御される可能性が最近になって報告されたため、ATM欠損のマウス胸腺リンパ腫細胞における放射線感受性の変化とATMのPKC応答反応における役割についても述べる。マウス胸腺リンパ腫細胞は低い線量域で放射線応答の検出が行え、変異株もあることから応答系の探索に適したモデルである。ヒト細胞においても放射線によるアポトーシス誘導に複数のPKC分子種が関わることが考えられ、それを示唆する報告もある。マウス細胞株で得られたPKC放射線応答機構の解析データのヒトにおける放射線影響評価への利用は期待できるものと考えられる。
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等)
内容記述タイプ Other
内容記述 放射線安全研究センターシンポジウム
発表年月日
日付 2004-12-03
日付タイプ Issued
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Ver.1 2023-05-15 21:50:37.270886
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