WEKO3
アイテム
ホスウィッチ型中性子検出器の中性子に対する応答関数の計測
https://repo.qst.go.jp/records/60558
https://repo.qst.go.jp/records/60558a6316041-20de-4345-993b-8c05d3f06ad3
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2004-09-18 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | ホスウィッチ型中性子検出器の中性子に対する応答関数の計測 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
高田, 真志
× 高田, 真志× 高田 真志 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 今年始めに、航空機搭乗員の放射線被曝が問題になり、航空機高度における放射線環境調査の必要性が生じた。10 数km 高度における放射線環境は、 線、中性子、陽子が混在した複雑なものであり、 線、陽子などについては、数多くの放射線防護に必要なデータが取得されたが、中性子に関しては、不十分な点が多く、特に数10MeV 領域においてはデータがほとんど取得されていない。これは、宇宙飛翔体中でも同じである。そこで、このような放射線環境で、中性子を識別して計測可能な中性子計測装置を製作し、特性試験を実施してきた[1,2]。粒子識別に関しては、十分な成果を収めつつあるが、中性子に対する応答関数の評価が不十分であったので、今回、応答関数の評価を行なった。 本検出器では、安全性を高めるために従来のNE213 シンチレータからEJ-399-06 に更新した。使用した有機液体シンチレーターの発光量データが無いために、新たに取得した。これまで中性子ビームを用いて計測された反跳陽子の発光量を、陽子ビームを検出器に直接、入射させることによる計測を試みた。この手法は、TOF を実施するための時間分解能の良いビームを必要としない利点がある。70MeV までの陽子の発光量を左図に示した。NE213 の発光量よりも低めの値を示した。また、シンチレータの側面から陽子ビームを入射させることにより、シンチレータ中での発光量の減衰を10%弱であることが分った。 次に、放医研サイクロトロンで、薄いリチウムターゲットに、40MeV 陽子を照射して、準単色の中性子ビームを作った。TOF 法で中性子エネルギーを同定し、38MeV 中性子の応答関数を計測した。中性子による発光量は、陽子による発光量より少し高めの値を示した。38MeV 中性子に対するホスウィッチ型中性子検出器と2 インチの液体シンチレータの応答関数を右図に示した。全体的な形状は、かなり近いものがあるが、反跳陽子のエッジ付近が分解能によるものと思われる差が見られる。今後、より詳細な解析を行なう。 |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本原子力学会 「2004年秋の大会」 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2004-09-17 | |||||
日付タイプ | Issued |