WEKO3
アイテム
高齢者非小細胞肺癌に対する放射線治療
https://repo.qst.go.jp/records/60340
https://repo.qst.go.jp/records/6034063affef3-c344-43d7-aae4-8c84924deb9c
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2004-04-12 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 高齢者非小細胞肺癌に対する放射線治療 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
石川, 仁
× 石川, 仁× その他× 石川 仁 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 手ぶ【目的】高齢者非小細胞肺癌に対する根治的放射線療法の治療成績について検討した. 【方法】1976年から1999年までに当科で根治的放射線療法を施行したI-III期非小細胞肺癌325例のうち,75歳以上の高齢者104例(80歳以上症例34例)を対象として,75歳未満の症例221例と比較検討した.治療は,放射線治療を主体とし,原則として10MVX線を用いた1回2Gy週5回の単純分割照射法を施行した.高齢者に対する放射線治療上の留意点としては,全身状態を考慮しながら,照射野を可及的に小さくする,一回線量を下げる,休止期間をおくなどの工夫をした. 【成績】全体の生存率は,75歳以上の高齢者で2年,5年生存率がそれぞれ34%,14%であったのに対し,75歳未満症例は2年生存率41%,5年生存率18%と,年齢別生存率に有意な差はみられなかった.病期別に原病生存率をみると,I・II期では,75歳以上高齢者で2年生存率47%・5年生存率21%,75歳未満症例で2年生存率58%・5年生存率27%と生存率に差はみられなかった.一方,III期症例では,75歳以上高齢者で2年生存率18%・5年生存率7%,75歳未満症例で2年生存率30%・5年生存率12%と,高齢者の予後が不良であった.治療に伴う重篤な副作用はみられなかったが,治療上の問題点として,高齢者では入院治療中に痴呆発症のために全身状態が低下した症例がみられ,配慮が必要と考えられた. 【結論】75歳以上の高齢者非小細胞肺癌に対する放射線治療は侵襲が少なく,とくにI・II期症例では,有効な治療法である. |
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会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 第63回日本医学放射線学会学術大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2004-04-10 | |||||
日付タイプ | Issued |