WEKO3
アイテム
マウスES細胞におけるNP95タンパク質の自然突然変異抑制作用
https://repo.qst.go.jp/records/60175
https://repo.qst.go.jp/records/601755c7edcad-154c-4a22-a091-4d2e8e226a02
Item type | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||
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公開日 | 2003-12-04 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | マウスES細胞におけるNP95タンパク質の自然突然変異抑制作用 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f | |||||
資源タイプ | conference object | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
巽, 紘一
× 巽, 紘一× 金成, 安慶× 久保, ゑい子× 武藤, 正弘× 栗原, 孝行× 野田, 攸子× 古野, 育子× 石崎, 寛治× 加藤, 武司× 藤森, ゆう子× 荒木, 良子× 藤森, 亮× 巽 紘一× 金成 安慶× 久保 ゑい子× 武藤 正弘× 栗原 孝行× 野田 攸子× 福士 育子× 藤森 ゆう子× 荒木 良子× 藤森 亮 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 培養哺乳類動物細胞ではクラスター内において100ないし数百マイクロメーターのレプリコン・サイズを単位としてゲノムDNA複製が行われるのに対して、多分化能を有する胚性幹(ES)細胞にあっては最短の4マイクロメーターのレプリコン・サイズ(inter-origin distance)で行われることが報告されており、複製・組換え・修復のDNA基本代謝における個別の局面でES細胞が他の体細胞とどれほど異なっているかは甚だ興味深い。我々は新規核タンパク質NP95の細胞内機能を探る過程で、ターゲッティングベクターをマウスES細胞E14に組み込み、Np95遺伝子ホモ欠損細胞株を複数作出した。これらのNp95-/-ES細胞はX線、UV、MMS、MNNGおよびHU に対して致死高感受性であることが明らかになった。また、細胞核内でS期に限ったNP95とPCNAとの共局在、および自発姉妹染色分体交換頻度の軽度上昇も明らかになり、このタンパク質がDNA複製・修復複合体における重要機能を担う可能性が推定された。そこでHprt座位における自然突然変異に対するNp95遺伝子ホモ欠損の影響を観察した。6チオグアニン抵抗性を指標とする自然突然変異頻度はNp95遺伝子ホモ欠損ES細胞では親株のNp95+/+ES細胞E14と比較して10倍以上の高値を示した。30個の独立Sib-culture条件で行った彷徨試験の結果、自然突然変異率はNp95+/+ES細胞が1.41 x 10 e(-7)/細胞/分裂、Np95-/-ES細胞は13.6 x 10 e(-7)/細胞/分裂(何れも平板効率、再構成試験結果の未補正値)であった。Np95-/-ES細胞における自然突然変異頻度高値は薬剤選択の厳密性(用いる6チオグアニン濃度)に大きく影響を受けるので、欠失やフレームシフトよりも塩基置換が変異体の過半を占めるものと予想される。変異体のHprt塩基配列決定により確定したい。 | |||||
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 日本放射線影響学会第45回大会 | |||||
発表年月日 | ||||||
日付 | 2002-09-20 | |||||
日付タイプ | Issued |