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  1. 学会発表・講演等
  2. 口頭発表

粒子線治療の生物効果

https://repo.qst.go.jp/records/59884
https://repo.qst.go.jp/records/59884
027b84fa-e04e-4d98-b90f-51523883acf7
Item type 会議発表用資料 / Presentation(1)
公開日 2003-07-23
タイトル
タイトル 粒子線治療の生物効果
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f
資源タイプ conference object
アクセス権
アクセス権 metadata only access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_14cb
著者 安藤, 興一

× 安藤, 興一

WEKO 595780

安藤, 興一

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安藤 興一

× 安藤 興一

WEKO 595781

en 安藤 興一

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 重粒子線はその飛程に沿って原子と反応することによりエネルギーを消失しつつ生体内部を進み,その速度が一番遅くなった部位にて最大のエネルギーを放してブラッグピークを形成する.エネルギー消失は生体へのエネルギー付与となり生物効果をもたらす.線エネルギー付与(LET)は生物効果に強い影響を与えるが,その範囲は広く,X線・γ線などの光子では0.1〜10keV/mmである一方で10,000 keV/mmを越えるウラニウム線の生物実験も行われている.
  LETと生物効果の関係は非線形である.同じ生物効果をもたらす光子線と粒子線の照射線量を比較した生物学的効果比(RBE)は,LETの増大とともに増加するが100-200 keV/mmで最大となり,それ以上の増大は生物効果の減少をもたらす.放射線医学総合研究所のHIMACシンクロトロンから得られる炭素線は体表面で14 keV/mm のLETであるが,拡大ブラッグピーク内部では200 keV/mmを越える部分も含まれている.腫瘍と正常組織の双方に同じLETの炭素線照射が行われた場合に,生物効果の強さは両組織で同じであるのか,それとも異なるのであろうか?この疑問に対する答えを,実験動物を用いて行なってきた結果に基づいて,ここに報告する.
  マウス自然発生繊維肉腫NFSaを同系C3H雄マウスの下肢筋肉内に移植し,直径7mmの腫瘍に達した時点で各種LET炭素線にて照射し,その後増殖遅延日数を調べた.正常組織としてはC3H雌マウス下肢の皮膚を選び,照射後早期皮膚反応をスコアーとして記録した.腫瘍,皮膚それぞれについて線量-効果関係を調べ,同一効果(腫瘍では増殖遅延15日,皮膚反応では平均スコアー3)をもたらす等効果線量を種々の分割照射法(1回/1日〜6回/6日)毎に求め,等効果線量の比をRBEとした.その結果,(1)LETを14,20,42,77 keV/mmと高くするにつれ,腫瘍と皮膚のRBEはいづれも増加した,(2)腫瘍のRBEの方が皮膚のRBEよりも大きくなり治療効果が優れている条件は,LET42と77 keV/mmにて4(3〜5)分割照射した場合であった.(3)等効果線量をFe-plotにて解析して得られたαとβ値をLETに対する関数として調べると,腫瘍ではβ値のLET依存性が明らかにあった.
会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等)
内容記述タイプ Other
内容記述 第33回制がんシンポジウム
発表年月日
日付 2003-07-19
日付タイプ Issued
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Ver.1 2023-05-15 21:59:57.096428
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