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老年期の妄想:臨床概念の変遷と認知神経科学モデル
https://repo.qst.go.jp/records/58579
https://repo.qst.go.jp/records/585793c4520da-b0d0-4d1a-a928-901b2969eb47
Item type | 一般雑誌記事 / Article(1) | |||||
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公開日 | 2015-09-18 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 老年期の妄想:臨床概念の変遷と認知神経科学モデル | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | article | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
高畑, 圭輔
× 高畑, 圭輔× 三村, 將× 高畑 圭輔 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 老年期に発症する妄想病は,独特の特徴をそなえているが,歴史的には,独立した疾患単位を与える立場と,統合失調症の亜型とみなす立場との間を行き来する混乱した状況が続いてきた.本稿前半では,老年期の妄想病の疾患分類の変遷を概観し,後半では,妄想の認知神経科学的モデルについて概説する.Coltheartらによって提唱されたtwo-factors theoryは,妄想内容の決定因子である第一要因(注意バイアス,知覚変容など)と,妄想の維持を促進させる第二要因(jumping to conclusion,帰属バイアス,心の理論の障害)によって説明するモデルであり,老年期の妄想を考える上でも有用である.さらに,ベイズ推論による妄想様観念のモデルについても触れ,加齢にともなう認知・身体的変化が信念形成に与える影響について考察した. | |||||
書誌情報 |
神経心理学 巻 29, 号 4, p. 243-256, 発行日 2013-12 |