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  1. その他誌上発表

重粒子線がん治療の現状と将来展望

https://repo.qst.go.jp/records/58180
https://repo.qst.go.jp/records/58180
5c73db8f-0f75-4d28-9823-ceb534df42e8
Item type 一般雑誌記事 / Article(1)
公開日 2012-12-12
タイトル
タイトル 重粒子線がん治療の現状と将来展望
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
資源タイプ article
アクセス権
アクセス権 metadata only access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_14cb
著者 鎌田, 正

× 鎌田, 正

WEKO 583511

鎌田, 正

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鎌田 正

× 鎌田 正

WEKO 583512

en 鎌田 正

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 これまでの重粒子線治療従来の治療に比べて,より短期間に安全・確実ながん治療が現実のものとなっている1〕.一方,文字通り大変重い重粒子(炭素の原子核)を人体内の奥深くまで到達させるには非常に高いエネルギー(光速の約80%近く)まで重粒子を加速することが必要で,1980年代に計画された放医研の重粒子線がん治療装置HIMAC (Heavy Ion Medical Accelera-tor in Chiba)では直径42mのシンクロトロン加速器が設計使用され,装置全体の建設費は,約330億円と膨大なものであった.しがって重粒子線治療の普及のためには,装置の低コスト化・小型化が最重要の課題となった.そこで放医研では,治療装置としてはHIMACと同等の性能を持ちながら,l/3程のコストとサイズの普及型小型重粒子線治療装置の開発に2004年から取り繼んできた結果,その実証器が2010年3月に群馬大学で完成し稼働しており,優れた成果を上げつつある.
 現在,全世界で稼働中の重粒子線がん治療施設は6ヵ所で,うち3施設は我が国(放医研,兵庫県,群馬大学)にあり,残りの3施設はドイツ,中国,イタリア(2012年11月治療開始)にある.さらに国内ではこの群馬型の小型重粒子線がん治療装置の導入が2ヵ所(佐賀県,神奈川県)で決定し,うち佐賀県鳥栖市に建設中の九州国際重粒子線がん治療センター(サガハイマット)ではすでに建物が完成し,来年度(2013年)にはいよいよ治療が開始されることとなった.一方,国外に目を向けるどオーストリア(ウィーン郊外)や中国(上海)でも装置の建設が行われており,数年以内に重粒子線治療が開始される予定である.それ以外にも,計画段階のものとしては,フランス,サウジアラビア,米国(メイヨークリニック)などが挙げられるが,いずれの重粒子線治療計画においても我が国(放医研)に対して協力要請が寄せられている.
 現在,世界の先端医療機器の市場は,そのシェアの大部分を欧米の企業に占められてしまっているが、重粒子線治療においては臨床経験、装置製造技術のいずけにおいても我が国が高い優位性を有しており、この分野において将来大きく成長することが期待されている。
書誌情報 日本医事新報

巻 4625, p. 52-53, 発行日 2012-12
ISSN
収録物識別子タイプ ISSN
収録物識別子 0385-9215
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