WEKO3
アイテム
標準化と標療情報提供
https://repo.qst.go.jp/records/57450
https://repo.qst.go.jp/records/574505ee1b079-5342-4a46-8956-585000827631
Item type | 一般雑誌記事 / Article(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2008-08-11 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 標準化と標療情報提供 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | article | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
安藤, 裕
× 安藤, 裕× 安藤 裕 |
|||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 診療情報提供に限らず、最近は、病院間や診療所間で医療情報の交換を電子的に行うことが増加してきている。電子的に診療情報をやり取りする際には、紙やフィルムで情報の交換を行っていたときと比べて、コンピュータの制約により、診療情報を正しく表示することが困難となる。このような状況で、送り元や送り先の施設が正しく医療情報を書き込んだり、読み出したりすることが必要となっている。見読性の面で正しくデータをやり取りするためには、相互に暗黙の取り決めをする必要がある。現状では、この暗黙の取り決めが無かったり、徹底されていなかったり、あるいは取り決めが守られていなかったりしていると思われる。 このような取り決めがより普遍的になると、標準的な手順であれば、次第に標準化されていく。診療情報には様々の内容が関与し、文字データを記載することから、数値データ、波形データ、さらには画像データなどを駆使して診療情報提供書が作成されることになる。この場合に、多くの施設で利用可能である標準的な記載方式が推奨される。標準的な記載方式がたくさんあり、各病院や診療所でどの方式を用いて書くべきか判断に困ることが予想される。このような場合に、公平な第3者団体がどのような方式を採用すべきかを公表することにより、各診療機関の利用者は混乱が減ることが期待される。 このような第3者団体として医療情報標準化推進協議会(Health Information and Communication Standards Board:HELICS)[1]がある。HELICS協議会は、その設立の理由として、「保健医療福祉分野も急速なIT化の波を受けて情報の標準化に関するニーズが急速に高まりつつあります。この動向を受けて、このたび保健医療福祉情報の標準化活動を行う団体間での一貫性のある活動を実現するために、標準化の方針と内容について協議を行うことを目的として、医療情報標準化推進協議会を設立いたしました。」となっている。 本稿では、HELICS協議会による標準化の観点から診療情報提供書について解説する。 |
|||||
書誌情報 |
インナービジョン 巻 23, 号 7, p. 21-23, 発行日 2008-07 |
|||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 0913-8919 |