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  1. その他誌上発表

粒子線治療・炭素イオン線

https://repo.qst.go.jp/records/57266
https://repo.qst.go.jp/records/57266
36088a44-0e6d-47d1-8a8f-371b3cdf2d7f
Item type 一般雑誌記事 / Article(1)
公開日 2007-04-13
タイトル
タイトル 粒子線治療・炭素イオン線
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
資源タイプ article
アクセス権
アクセス権 metadata only access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_14cb
著者 辻井, 博彦

× 辻井, 博彦

WEKO 579144

辻井, 博彦

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辻井 博彦

× 辻井 博彦

WEKO 579145

en 辻井 博彦

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 がん治療における放射線治療患者数は年々増加し、いまでは年間53万人のがん患者のうち約28%に相当する15万人が放射線治療を受けている1)。この数は今後も増える見込みであるが、これは最近になって、光子線による定位的照射法や強度変調照射法、および粒子線治療などの「線量集中照射法」が普及し、正常組織の温存と病巣への治癒線量投与が容易になり、適応疾患が大幅に拡大したためである。このなかで陽子線や炭素イオン線などの荷電粒子線治療は、1946年R.Wilson2)により臨床応用が提唱されたのを受けて、1950年代初頭に米国ローレンスバークレー国立研究所(LBNL)で陽子線とヘリウム線の臨床応用が開始されたのが初めてであり、1970年代には同施設でネオン線治療が行われるようになった3)。いまでは、世界の20数施設で粒子線治療が行われている。
わが国では、1984年に「対がん10カ年総合戦略」が始まったが、その一環として放医研にHIMAC(Heavy Ion Medical Accelerator in Chiba)が建設されることが決まった。本装置は約10年の歳月を費やして1993年末に竣工、その翌年からHIMACで得られる炭素イオン線を用いて臨床試験が開始された。治療を主目的とした陽子加速器としてはLoma Linda大学で1990年に建設された加速器が第一号であるが、重イオン加速器としてはHIMACが世界初で、これまでがん治療と共に国内外の生物・物理工学研究者にも解放された多目的共同利用施設として稼働してきた。
放医研における炭素イオン線治療は今年で12年目になるが、所内外の関係者の支援のもと、多くの部位のがんに対して適応し、短期小分割照射法の有効性を明らかにしてきた。2003年末には、厚生労働省より「固形がんに対する炭素イオン線治療」という名称で高度先進医療の承認が得られ、炭素イオン線治療はこれでようやく一般医療の仲間入りを果たしたことになる。
書誌情報 早期のがん治療法の選択 : 放射線治療

巻 第1版, 号 第1刷, p. 30-45, 発行日 2006-10
出版者
出版者 金原出版
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Ver.1 2023-05-15 22:29:01.381697
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