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  1. その他誌上発表

8-オキソグアニンに起因する突然変異の抑制機構 MUTYHを中心として

https://repo.qst.go.jp/records/57189
https://repo.qst.go.jp/records/57189
755ec4be-3464-4ead-b5bb-ad4dcd21503b
Item type 一般雑誌記事 / Article(1)
公開日 2006-09-29
タイトル
タイトル 8-オキソグアニンに起因する突然変異の抑制機構 MUTYHを中心として
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
資源タイプ article
アクセス権
アクセス権 metadata only access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_14cb
著者 山内, 一己

× 山内, 一己

WEKO 578813

山内, 一己

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山内 一己

× 山内 一己

WEKO 578814

en 山内 一己

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 生物の遺伝情報を担うDNAは、アルキル化剤等の化学物質や紫外線・電離放射線、また感染に伴う炎症等の様々な外的環境要因に加えて、細胞活動に伴い発生するヒドロキシラジカルなどのROS(Reactive Oxygen Species:活性酸素種)等の生体内代謝産物による内的要因により絶えず損傷を受けている。種々の要因によりDNAを構成する4種類の塩基であるアデニン、グアニン、シトシン、チミンが化学的な修飾や損傷、脱落が生じ、この損傷が修復されなければ、塩基置換型変異やヌクレオチドの欠失や挿入、DNA鎖の切断などを引き起こし、その結果として突然変異や発癌、細胞死が誘発すると考えられる(1, 2)。損傷塩基のうち、DNA複製を停止させないが突然変異を誘発するグアニンの酸化体である7,8-ジヒドロ-8-オキソグアニン(以下、8-oxoG)はDNA中のグアニン塩基100万個あたりおよそ1個の割合で存在し(3, 4) (5)、DNAポリメラーゼにより基質として利用されることによりDNA鎖中に取り込まれる。このとき8-oxoGはシトシンのみならずアデニンとも同程度の割合で対合するため、変異原性が高いことで注目されている(6)。またアデニンの酸化体である2-ヒドロキシアデニン(2-OHA)は、チミンの他にグアニンとも対合することが報告されている(7)。本稿ではこの8-oxoGにより誘発される変異を抑制する機構として、大腸菌の研究から明らかとなったGOシステムについて述べた後(8, 9)、大腸菌のMutYホモログである哺動物のMUTYH(MutY homologue:MYH)について、突然変異の抑制機構とヒトの疾患との関わり、遺伝子欠損マウスを用いた発癌解析と突然変異解析より明らかとなった事について述べることとする。
書誌情報 放射線生物研究

巻 40, 号 4, p. 428-442, 発行日 2005-12
ISSN
収録物識別子タイプ ISSN
収録物識別子 0441-747X
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