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アイテム
重粒子線による腫瘍選択的線量投与
https://repo.qst.go.jp/records/56883
https://repo.qst.go.jp/records/56883d713e7fe-1bcc-4c7a-a987-98a8ce30c552
Item type | 一般雑誌記事 / Article(1) | |||||
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公開日 | 2005-10-12 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 重粒子線による腫瘍選択的線量投与 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | article | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
古澤, 佳也
× 古澤, 佳也× 古澤 佳也 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 放射線医学総合研究所における重粒子線癌治療がローレンスバークレー研究所での治療に引き続くように開始されて10年が経過した。時を同じくして陽子線治療も盛んに行われるようになり、日本は粒子線治療の最先進国となっている。重粒子線治療には高LET放射線特有の物理生物学的特性があり、このためビームの設計や治療計画等を難しいものとしている事は事実であろうが、この特性を十分に理解することによって、よりすぐれた治療へと高度化が図られるであろう。今回のテーマである「腫瘍細胞選択的な線量投与」を重粒子線で行うためには、癌細胞特異的な薬物運搬とその薬物が重粒子選択的に吸収断面積を持つことが必要であり、現在の技術ではBNCTのような細胞選択的な線量投与は困難であろうと考えられる。しかし組織選択的線量投与で甘んじることが許されれば、よりシャープに標的組織選択的に線量投与を行うことが出来ており、若干の不満の残る標的の手前に存在する正常組織への被爆線量も漸次改善されている。また、機能画像診断とのコンビネーションによって治療により重要な組織内線量分布の改善もなされるであろう。 | |||||
書誌情報 |
癌の臨床 巻 51, 号 5, p. 341-346, 発行日 2005-06 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 0021-4949 |