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アイテム
PET画像情報処理 <1>PET画像の分解能が向上する画像再構成法の工夫
https://repo.qst.go.jp/records/56680
https://repo.qst.go.jp/records/56680f1e18fc8-aedd-4bce-916e-743ebccd0b73
Item type | 一般雑誌記事 / Article(1) | |||||
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公開日 | 2004-11-09 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | PET画像情報処理 <1>PET画像の分解能が向上する画像再構成法の工夫 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | article | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
山川, 恵介
× 山川, 恵介× 山川 恵介 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | [はじめに]PETの断面内分解能は、視野中心から離れるほど低下する。本稿は、少ない計算コストでPET画像の分解能を向上することを目的として、像再構成法の一つである最尤推定−期待値最大化(Maximum Likelihood-Expectation Maximization:ML-EM)アルゴリズムを用いて、断面内分解能の場所による相違を考慮した画像再構成法を提案し、その研究結果を解説する。 [方法]視野中心から異なる距離の点線源を設定し、2次元収集のシミュレーション結果から場所により異なる応答関数D(r)を推定した。D(r)をOS-EMに組み込む方法として、投影にD(r)を考慮したOS-EM(Method-1)、投影、逆投影にD(r)を考慮したOS-EM(Method-2)の2種類の方法を提案した。画像評価 は、バックグラウンド上に設定した点線源のシミュレーションデータを用い、分解能対ノイズの観点から提案手法と従来法の比較を行った。 [結果]分解能の低下は、PET画像の定量性を悪くする一つの要因となるため、本研究では、2次元収集における断面内方向の分解能向上を目的とした画像再構成法を検討した。そして、提案したMethod-1、Method-2と従来法を比較検討し、同じノイズで比較したとき、提案手法で分解能を向上させることができた。 [まとめ]本研究で提案した分解能補正の方法を用いることにより、使用するPET装置の応答関数を設定するだけで、視野中心から離れた分解能を簡易的に向上させることができた。今後、2D-PETで提案した方法を、3D-PETへ応用する予定である。 |
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書誌情報 |
放射線科学 巻 47, 号 10, p. 333-338, 発行日 2004-11 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 0441-2540 |