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アイテム
PET-CTの有効性
https://repo.qst.go.jp/records/56430
https://repo.qst.go.jp/records/5643043f23183-5c28-402b-b486-8014b347ad89
Item type | 一般雑誌記事 / Article(1) | |||||
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公開日 | 2003-07-23 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | PET-CTの有効性 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | article | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
吉川, 京燦
× 吉川, 京燦× 吉川 京燦 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | PET検査は治療前の悪性診断度、癌の浸潤範囲や転医病巣の検出などによる臨床病期の診断、治療中・治療直後の癌治療に対する反応性(治療効果)の判定・評価、治療後の予後予測や再発診断など、癌診断について精度の高い情報が提供されるとして癌臨床への応用が広まっている。放医研では重粒子線加速器(HIMAC)を使った癌治療の臨床試験が施行されているが、炭素イオン線の病巣への線量集中性が高いという特徴は必然的にそれに見合う治療領域設定の校正同化が要求され、それを支える高度な診断制度が求められている。これに対し最新のCT・MRI技術をくしするとともに、PET診断から得られる機能情報の活用が行われている。しかし、癌浸潤範囲の正確な診断という観点では、PET画像のみでは生体臓器や組織の正確な位置情報が得にくいという欠点がある。一方、X線CT装置は生体の解剖学的な詳細情報を正確に描出でき、医療分野において広く利用されているが、PETのような代謝機能に関する解析能は備わっていない。このPET装置とX線CT装置との互いの欠点を補い、両者の優れた特徴を利用した新しい癌診断が切望されている。 近年、PET装置とX線CT装置を合体し、患者が同一ベッド上で移動することなく両検査を受けることを可能とするCT付PET装置(PET-CT)が開発された。この装置の利用は、生体の代謝機能過程(PET)と解剖学的詳細構造(X線CT)を同時にかつ明瞭に描出し、両情報の正確な重ね合わせ表示(fusion imaging)を可能にするなど、癌診断の精度を飛躍的に向上させるものと期待される。平成14年3月末に日本で第一号機となるPET-CT装置が放医研に導入され研究が開始された。 |
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書誌情報 |
テーラーメイド放射線治療を目指して : 第2回重粒子医科学センター・第1回フロンティア研究センター合同シンポジウム p. 91, 発行日 2003-06 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 実業公報社 |