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アイテム
2006 メラノサイトの増殖・分化に対する重粒子線の影響
https://repo.qst.go.jp/records/55554
https://repo.qst.go.jp/records/55554e14de5ae-683a-47d1-b121-75cd0ca95ad5
Item type | 一般雑誌記事 / Article(1) | |||||
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公開日 | 2007-08-09 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 2006 メラノサイトの増殖・分化に対する重粒子線の影響 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | article | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
廣部, 知久
× 廣部, 知久× 笠井, 清美× 村上, 正弘× 菅谷, 公彦× その他× 廣部 知久× 笠井 清美× 村上 正弘× 菅谷 公彦 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 今年度の実験結果をTable1, 2にまとめた。C57BL/10Jマウスの9日齢胎児に対するアルゴンイオン線及び鉄イオン線照射(0.3 Gy)により、出産率が低下した。ガンマ線では1 GyまでC57BL/10Jマウス胎児に致死効果が見られず、2 Gyで100%致死であった1&2ので、アルゴンイオン線及び鉄イオン線はガンマ線に比べてかなり致死効果が強い。また、鉄イオン線では、出産後の食殺率も高かった。0.4Gyで56%であった。ガンマ線照射ではこのような高率の食殺は観察されない。腹部白斑出現頻度については、ガンマ線では0.50 Gy照射個体の白斑頻度は44%であった。それに対してアルゴンイオン線では0.2Gy照射群で33%と高率であり、また、鉄イオン線は0.2 Gyで44%であった。このように、アルゴンイオン線及び鉄イオン線は、ガンマ線より腹部白斑出現の効果が強かった。一方、腹部白斑部域の面積は0.5 Gyガンマ線が4.4 mm2であったのに対し、アルゴンイオン線は0.2Gyで9.7 mm2であった。一方、鉄イオン線は0.1Gyで8.1 mm2であった。従って、アルゴンイオン線及び鉄イオン線はガンマ線よりメラノブラストに対する致死作用(メラノブラストの増殖死を引き起こす)が強いと考えられる。また、アルゴンイオン線及び鉄イオン線は炭素線3やシリコンイオン線より効果が強かった。現在、白斑の見られなかった腹部の毛球メラノサイトの形態を調べるために、組織標本を作製中である。 | |||||
書誌情報 |
放射線医学総合研究所重粒子線がん治療装置等共同利用研究報告書 巻 125, 号 1, p. 47-48, 発行日 2007-06 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 放医研 |