WEKO3
アイテム
シクロデキストリンで水溶化したDPPHラジカルとビタミンE誘導体との反応
https://repo.qst.go.jp/records/54683
https://repo.qst.go.jp/records/5468380fd151e-5849-4280-992b-be8c217c258a
Item type | 会議発表論文 / Conference Paper(1) | |||||
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公開日 | 2017-01-23 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | シクロデキストリンで水溶化したDPPHラジカルとビタミンE誘導体との反応 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_5794 | |||||
資源タイプ | conference paper | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
今井, 耕平
× 今井, 耕平× 松本, 謙一郎× 小澤, 俊彦× 福原, 潔× 中西, 郁夫× 今井 耕平× 松本 謙一郎× 小澤 俊彦× 中西 郁夫 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 2,2-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジル(DPPH)ラジカルは、活性酸素種のモデルとして抗酸化物質の活性評価に頻用されている。しかし、DPPHラジカルは水にまったく溶けないため、水溶液中で用いるにはエタノールなどの有機溶媒を共溶媒として用いる必要がある。その際、溶液のpHを制御するために高濃度の緩衝液を用いると、緩衝塩が析出するという問題がある。我々は最近、β-シクロデキストリン(β-CD)を用いてDPPHラジカルを水溶化することに成功し、高濃度の緩衝液中でもDPPHラジカルの利用を可能とした。そこで本研究では、リン酸緩衝液(0.1 M, pH 7.4)中で、水溶性ビタミンE誘導体であるTroloxとβ-CDによって水溶化したDPPHラジカルとの反応について検討した。その結果、Troloxはメタノール中に比べて顕著に高いラジカル消去活性を示した。本研究で得られた結果から、抗酸化物質の活性評価は、有機溶媒中や水-有機溶媒の混合溶媒中だけでなく、pHを精密に制御した緩衝液中で行うことが極めて重要であることが分かった。 | |||||
書誌情報 |
ビタミンE研究の進歩 巻 XVII, p. 48-52, 発行日 2016-12 |