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アイテム
難治性心室性不整脈に対する新たな治療法の開発 ー重粒子線照射がウサギ梗塞心のコネキシン発現と不整脈耐性に及ぼす影響ー
https://repo.qst.go.jp/records/53861
https://repo.qst.go.jp/records/53861a304b453-e52c-4e2f-90cd-3ddead3daa30
Item type | 会議発表論文 / Conference Paper(1) | |||||
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公開日 | 2007-06-01 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 難治性心室性不整脈に対する新たな治療法の開発 ー重粒子線照射がウサギ梗塞心のコネキシン発現と不整脈耐性に及ぼす影響ー | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_5794 | |||||
資源タイプ | conference paper | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
網野, 真理
× 網野, 真理× 吉岡, 公一郎× 古澤, 佳也× 児玉, 逸雄× 田邉, 晃久× 網野 真理× 吉岡 公一郎× 古澤 佳也 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 血性心疾患および心筋症などの死因の多くは致死性心室性不整脈である.近年,カテーテルアブレーションによる頻脈性不整脈治療が確立されつつあるが,致死性心室性不整脈においては根治治療が存在しない.一方,薬物療法に関してはCAST study を契機として,不整脈発生基質に主眼を置いた薬物療法の重要性が唱えられ,患者背景を考慮した不整脈治療が行われている.心筋梗塞に伴う心室頻拍・心室細動(VT/VF)には,心外膜直下の心筋や神経の機能異常が原因で発生するものが多い.われわれは平成10 年より本研究に着手し,心筋梗塞作成後の動物の心臓に放射線の一種である重粒子線を体外から照射すると,その後VT/VF が誘発されにくくなる事実を発見した(2000 年,2001 年米国心臓病学会で報告).また心表面64 点の電位マッピングでは,梗塞部周囲心筋の再分極不均一性が重粒子線照射によって軽減し,MIBG 核医学検査では交感神経終末のノルエピネフリン代謝が減弱した(機能的除神経).一方,副作用としては,照射線量30 Gy 以上で照射部位の皮膚炎症が出現,50 Gy 以上で心外膜下心筋の軽度線維化が生じたが,左室収縮能・造血機能・全身状態は不変であった(2003 年欧州心臓病学会で報告).本研究は心筋梗塞後のVT/VF に対する重粒子線治療の有効性を確かめ,ヒトへの臨床応用をめざすものである. | |||||
書誌情報 |
心電図 巻 27, 号 3, p. 221-229, 発行日 2007-05 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 0285-1660 |