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アイテム
剖検時画像診断システム(オートプシー・イメージング・システム)について:病理の立場から
https://repo.qst.go.jp/records/52909
https://repo.qst.go.jp/records/5290996c59ec5-437c-4c02-99f2-c838bb5dc43e
Item type | 会議発表論文 / Conference Paper(1) | |||||
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公開日 | 2002-06-12 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 剖検時画像診断システム(オートプシー・イメージング・システム)について:病理の立場から | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_5794 | |||||
資源タイプ | conference paper | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
江澤, 英史
× 江澤, 英史× 江澤 英史 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 独立行政法人放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院では、2000年1月より 剖検時画像診断システム(オートプシー・イメージング・システム)を導入した。これは 当院で行われているNIRS (National Institution of Radiological Sciences) pathological diagnosis system の、重要な一構成検査手法である。AI導入後の当院剖検状況は剖検数49例(剖検率85%)、AI施行症例は33例(AI施行率68%)である(2000年1月〜2002年2月) Autopsy Imaging (AI) という検査法の概念は以下の通りである。 1)AIは、患者の「死亡後画像」を得るための検査法である。 2)AI は、遺体に対して剖検施行前に行う画像検査 (CT, MRI, etc) である。 3)AI には、AI画像データを病理所見と対応させるシステムが内包される。 AI は、画像診断と病理診断の架け橋となる検査法であり、新たな研究分野になりうる可能性を秘めている。AI は倫理的にも問題点は少なく、遺族から承諾を得ることも容易である。 剖検の主要な目的のひとつは「死亡時の質的診断」を行うことであり、そのためには「遺体」から可能な限り情報を引き出そうとする姿勢が必要とされる。剖検手技により臓器を取り出し組織学的検討を加えるという従来の手法は、情報採取法として強力であるが、欠点も多い。AIは、剖検検索に欠けた部分を補完するデータであり、併用することで剖検検索が精緻になる。 外科手術の前に画像診断を駆使して患者の状態を把握するように努めるのと同様に、剖検前に 対象の明確なイメージを把握するために何らかの方策を講じることは必要かつ重要なことであり、そのためにAI を剖検に導入することは極めて有用であると思われる。 すなわち、AIを剖検へ導入するということは、現代の画像診断技術を剖検診断へ組み込むことを意味しているのである。 |
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書誌情報 |
日本医科大学雑誌 巻 69, p. 210-210, 発行日 2002-04 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 1345-4676 |