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抗がん剤の作用メカニズムの『鍵』を原子レベルで解明
https://repo.qst.go.jp/records/47745
https://repo.qst.go.jp/records/47745d5a0f9d6-b2e3-4b8b-b31d-9b026240be51
Item type | 学術雑誌論文 / Journal Article(1) | |||||
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公開日 | 2017-04-20 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 抗がん剤の作用メカニズムの『鍵』を原子レベルで解明 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | journal article | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
玉田, 太郎
× 玉田, 太郎× 玉田 太郎 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 2015年12月,我々の研究グループ(日本原子力研究開発機構原子力科学研究部門量子ビーム応用研究センター分子構造ダイナミクス研究グループ)は,がん(腫瘍)細胞に特異的に細胞死を誘導する完全ヒト抗体(KMTR2)の立体構造をヒトの細胞表面にある受容体(TRAIL-R2)との複合体状態で解明したとして,「抗がん剤の作用メカニズムの『鍵』を原子レベルで解明」というタイトルでプレスリリースを行った1)。この成果は,Nature Publishing GroupのオンラインジャーナルScientific Reportsに2015年12月17日に掲載された2)。 研究グループは,KMTR2とTRAIL-R2(いずれもタンパク質)が結合した状態を,X線結晶構造解析により原子レベルで高精度に観測することに成功した。この観測から,抗体の作用により細胞が死に至るメカニズムの「鍵」となる情報を見出し,種々の検証実験により,これを核として受容体が数多く集まることにより,細胞死が誘導されるというメカニズムを世界で初めて明らかにした。 |
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書誌情報 |
ATOMOΣ 巻 58, 号 8, p. 505-508, 発行日 2016-08 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 日本原子力学会 |