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  1. 原著論文

森林生態系における放射性セシウムの鳥類への移行

https://repo.qst.go.jp/records/47284
https://repo.qst.go.jp/records/47284
c82023c9-8ffc-4ec4-a3b0-fda78aa9257a
Item type 学術雑誌論文 / Journal Article(1)
公開日 2015-09-15
タイトル
タイトル 森林生態系における放射性セシウムの鳥類への移行
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
資源タイプ journal article
アクセス権
アクセス権 metadata only access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_14cb
著者 村上, 正志

× 村上, 正志

WEKO 472931

村上, 正志

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鈴木, 隆央

× 鈴木, 隆央

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鈴木, 隆央

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大手, 信人

× 大手, 信人

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大手, 信人

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石井, 伸昌

× 石井, 伸昌

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石井, 伸昌

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石井 伸昌

× 石井 伸昌

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en 石井 伸昌

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 福島県北部の森林における,放射性セシウム(137Cs)の鳥類への生物的な移行を検討した.福島第一原発の事故により放出された放射性セシウム(137Cs)は,東北地方を中心に広く拡散した.森林生態系において,林床のリターに蓄積された放射性セシウムが,鳥類にどの程度取り込まれたかを明らかにするために,5種の鳥類,カビチョウGarrulax canorus,ヒヨドリHypsipetes amaurotis,ヤブサメUrosphena squameiceps,コサメビタキMuscicapa dauurica,ウグイスCettia diphoneの筋肉および肝臓について,137Cs濃度を計測し,森林土壌からの移行係数(Transfer Factor)を算出した.解析した5種の鳥類のうち,ヤブサメにおいて,他種の10倍程度の高い137Cs濃度が観測された.このように,高い値が得られた理由は不明であるが,調査地ではリター層が高濃度に汚染されており,ヤブサメが腐植連鎖に連なり,より高い放射性物質を含んだ餌を利用したことが考えられる.しかし,同様に林床で採餌することが知られている,ガビチョウの137Cs濃度は他種と同程度の値であり,今回の結果から,採餌場所や食性と,放射性セシウムの鳥類への移動の多寡を関連づけることはできないが,生息場所や食性の違いは,少なからず,放射性セシウムの生物的移行の程度に影響していると予想される.
書誌情報 日本鳥学会誌

巻 64, 号 1, p. 55-61, 発行日 2015-08
出版者
出版者 日本鳥学会
ISSN
収録物識別子タイプ ISSN
収録物識別子 0913-400X
DOI
識別子タイプ DOI
関連識別子 doi.org/10.3838/jjo.64.55
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Ver.1 2023-05-15 23:41:38.313367
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