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アイテム
アクリルフィルターと空間線量率サーベイメータを用いたホットスポット検出器の開発
https://repo.qst.go.jp/records/46697
https://repo.qst.go.jp/records/46697936a0c11-867c-4fa7-821e-acd545fc85b9
Item type | 学術雑誌論文 / Journal Article(1) | |||||
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公開日 | 2014-01-14 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | アクリルフィルターと空間線量率サーベイメータを用いたホットスポット検出器の開発 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | journal article | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
白川, 芳幸
× 白川, 芳幸× 山野, 俊也× 小林, 祐介× 原, 雅樹× 白川 芳幸 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 東京電力福島第一発電所の事故による放射性物質,特に137Csが福島県および周辺の地域に降り注ぎ堆積した。住民の帰宅のために除染作業が相当期間に渡って続くことが予測される。現在,汚染地域の放射能分布は空からの測定によって2次元的に,走行サーベイによって1次元的に,また固定型のモニタリングポストによってポイントの値として求められている。これらのデータは文部科学省のホームページなどに掲載されている。 除染作業の効率化のための測定,帰宅住民の安心のための測定において平均値的な値のみならず局所的に高線量率のホットスポットの有無およびその強さを知っておく必要がある。現在は空間線量率を測定するNaIシンチレーションサーベイメータ,表面汚染を測定するGMサーベイメータ,プラスチックシンチレーションサーベイメータなどが組み合わされて使われている。しかしながら,このような装置のみでは広範囲なホットスポット探査は困難であり,代替技術としてガンマ線カメラが注目を浴び,いくつかの商品2)が市販されている。これらの製品は特定の場所を見ることには優れているが,周辺全体でホットスポットを探す場合は,例えば視野角60 度とすると装置を中心にして少なくとも6 回は測定する必要がある。測定時間を1方向で10 分とすると計1 時間もかかってしまう。そこで我々はホットスポットの可能性が高い方向を示す装置を開発することにした。方向が分かればガンマ線カメラで1方向の1回の画像で確かにホットスポットであるかどうかの確認ができる。また,その方向にサーベイメータを持ちながら移動し,容易に場所(あるいは境界)を特定することができる。開発目標は半径20 mの範囲を90 sで探査できることとし,開発を進めているのでその中間報告を行う。 |
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書誌情報 |
RADIOISOTOPES 巻 62, 号 7, p. 439-445, 発行日 2013-07 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 日本アイソトープ協会 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 0033-8303 |