WEKO3
アイテム
ポジトロン標識化合物
https://repo.qst.go.jp/records/44316
https://repo.qst.go.jp/records/4431647539bac-bb0c-44bf-8894-a79c79073511
Item type | 学術雑誌論文 / Journal Article(1) | |||||
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公開日 | 2006-06-22 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | ポジトロン標識化合物 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | journal article | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | metadata only access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_14cb | |||||
著者 |
入江, 俊章
× 入江, 俊章× その他× 入江 俊章 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 近年になり核医学とその周辺科学は、サイクロトロンを用いた診断に有用な放射性同位元素(RI特にポジトロン・エミッター)の生産と、それらの核種で標識される薬剤の開発を進め、一方でポジトロン測定機器として強力なポジトロン・エミッション・トモグラフィ(PET)を生むにいたった。この二つの組み合わせによって、これまでは捕らえることが困難であった生体内での生理学的・生化学的変化を反映する情報を、局所的・三次元的に得ることが可能となってきた。この技術と方法論は、核医学診断に大きな進展をもたらすものと期待され、とりわけ脳機能を物質変換による生化学的現象に求めようとするneurological scienceにおいて、脳生理機能、疾患の解明に大きな希望を抱かせている。 ブルックヘブン国立研究所のwalf、ペンシルベニア大学のreivich, NIHのsSokoloffらの共同研究によって、18F-標識 2-deoxy-2-fluoro-D-glucose(2-18FDG)と、PETを用いた脳局所グルコース消費量の人間での測定法が開発され、脳機能・診断に関する新しい方法論が実証され、neurological scienceにおける、ポジトロン標識薬剤とPETによる研究の一ページが開かれた。そうして現在では、世界の10数ヵ所の研究機関におきて、精神科領域、特に脳に関する臨床研究が進行中である。 これらの研究には、大がかりな施設、設備と数多くの専門分野の協力を要するプロジェクトの確立が重要とされる。なかでも、radiopharmaceuticalの進展は最重要と考えられており、各国で精力的な研究・開発が行われている。本稿では、現在までに確立されたRIの製造・標識化合物の合成、およびneurological studyを対象とした。ポジトロン標識薬剤について紹介してゆきたい。 |
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書誌情報 |
臨床精神医学 巻 11, 号 9, p. 1071-1077, 発行日 1982 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 0300-032X |