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  1. 原著論文

1990年代の日本における14Cの環境バックグラウンドレベル

https://repo.qst.go.jp/records/43000
https://repo.qst.go.jp/records/43000
6b6e5e42-0af8-4994-bd4f-058489c55700
Item type 学術雑誌論文 / Journal Article(1)
公開日 2002-10-23
タイトル
タイトル 1990年代の日本における14Cの環境バックグラウンドレベル
言語
言語 jpn
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
資源タイプ journal article
アクセス権
アクセス権 metadata only access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_14cb
著者 府馬, 正一

× 府馬, 正一

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府馬, 正一

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井上, 義和

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宮本, 霧子

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一政 祐輔

× 一政 祐輔

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en 一政 祐輔

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 原子力施設から放出された14Cによる線量を評価するためには,天然の宇宙線や過去の大気圏核実験に由来する14Cの環境レベル,すなわちバックグラウンドレベルを把握することが重要である。そこで本研究では, 1990年から2000年に日本各地で栽培収穫されたブドウを原料として醗酵醸造されたワインからエタノールを抽出し,その14C比放射能を測定した。
 基本的には,各年の14C比放射能は日本中で同様な値であったが,ブドウ栽培県の人口密度が高くなるほど比放射能値がわずかに小さくなる傾向が示唆された。人口密度は化石燃料の燃焼による二酸化炭素排出量の指標となり得るので,この14C比放射能のわずかな地域差は,いわゆるSuess効果によるものと考えられる。
 1990年代に14C比放射能は次第に減少した。すなわち,1990年には260 mBq/gCであったが,2000年には244 mBq/gCになった。この2000年の14Cレベルは,核実験前のレベルを約7 %上回っていた。核実験起源の14Cは,1990年代に半減時間10.3年で指数関数的に減少した。この半減時間は,同年代及びそれ以前のヨーロッパ,カナダ,南太平洋における半減時間よりも短かった。このように減少速度に違いが生じた原因としては,1990年代の日本では化石燃料の燃焼による二酸化炭素排出量が増加し続けていたことが考えられる。
 本研究で測定したワインエタノールの14C比放射能値は,ベンゼン合成法などにより測定された日本および外国における大気二酸化炭素,木本植物の葉,草本植物,植物性食品の14C比放射能値やモデル計算による大気二酸化炭素の14C予測値と同一レベルであった。本研究で用いたワインエタノールの14C比放射能を測定する方法は,ベンゼン合成法など他の14C測定法に比べて簡便である。従って,ワインエタノールの14C比放射能を測定することは,大気二酸化炭素や農作物を含む植物の14C比放射能を簡便かつ正確に推定し,植物性食品の摂取を通じた14Cによる線量の評価に寄与できると考えられる。
書誌情報 Radioisotopes

巻 51, p. 381-391, 発行日 2002-10
ISSN
収録物識別子タイプ ISSN
収録物識別子 0033-8303
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