WEKO3
アイテム
効率的なDNA損傷を誘導する191Pt標識化合物の開発
https://repo.qst.go.jp/records/2006340
https://repo.qst.go.jp/records/2006340d0820c97-7db9-4fbc-94e7-4423824d1c0c
| アイテムタイプ | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||||||||||||
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| 公開日 | 2023-03-03 | |||||||||||||||
| タイトル | ||||||||||||||||
| タイトル | 効率的なDNA損傷を誘導する191Pt標識化合物の開発 | |||||||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||||||
| 言語 | ||||||||||||||||
| 言語 | jpn | |||||||||||||||
| 資源タイプ | ||||||||||||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6670 | |||||||||||||||
| 資源タイプ | conference poster | |||||||||||||||
| 著者 |
尾幡 穂乃香
× 尾幡 穂乃香
× 辻 厚至
× 永津 弘太郎
× 小川 美香子
× 張 明栄
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| 抄録 | ||||||||||||||||
| 内容記述 | 背景: 2~500 nmの短飛程放射線であるAuger電子をがん治療に応用する場合,DNAへの薬物送達が重要とされているが,有用な候補核種や化合物の見通しはまだ立っていない。本研究では,優れたDNA親和性をもつ白金のAuger電子放出RI(191Pt)に着目し,DNAに効率よく結合し,損傷作用や細胞障害を引き起こす,191Pt標識化合物の開発を行った。 方法: 細胞内取り込みやDNA結合を促進させる標的化分子として,Hoechst33258を標的分子とする標識体([191Pt]Pt-Cys-Hoechst)を合成した。得られた191Pt標識体について,細胞内動態とDNA障害性を評価し,他のAuger電子放出候補核種である111In標識体([111In]In-DTPA-Hoechst33258)や非標識体との比較を行った。次に,がん細胞の生存に関与する増幅遺伝子を標的とするために,神経芽腫の増幅遺伝子として知られるMYCNに結合するPIポリアミド分子(PIP)の導入を検討した。191Pt標識化合物(191Pt-PIP-MYCN)を開発し,MYCN遺伝子の増幅数が異なる細胞間で,細胞障害性や遺伝子発現について比較評価を行った。 結果: [191Pt]Pt-Cys-Hoechstは,[111In]In-DTPA-Hoechstと比較して,DNA結合率が1桁高いことが分かった。53BP1イメージングの結果,[191Pt]Pt-Cys-Hoechstがより多くのDNA二重鎖切断を誘導することが示唆され,191Pt標識化合物がDNA結合性・障害性の点で優れていることが明らかになった。また,191Pt-PIP-MYCNはMYCN遺伝子やその発現に影響を与え,増幅細胞株で障害性を示した。すなわち,DNAにランダムに結合させるのではなく,がん細胞生存に深く関わる遺伝子にAuger電子を作用させることで,同じ191Pt放射能で効率よく細胞障害を引き起こすことが分かった。 結論: 白金のDNA高親和性を活かし,DNA損傷・細胞障害を引き起こす191Pt標識化合物を開発することに成功した。191PtがDNAを標的とするAuger電子がん治療への有力な候補核種であることが明確化された。 | |||||||||||||||
| 会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||||||||||||
| 内容記述 | 日本薬学会 第143年会 | |||||||||||||||
| 発表年月日 | ||||||||||||||||
| 日付 | 2023-03-26 | |||||||||||||||