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アイテム
抗体薬物複合体(ADC)と放射性標識抗体(ARC)の併用治療効果
https://repo.qst.go.jp/records/2002156
https://repo.qst.go.jp/records/20021560b828278-bc57-406a-b4ea-c6c473d1ab36
| アイテムタイプ | 会議発表用資料 / Presentation(1) | |||||||||||||||||
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| 公開日 | 2025-06-03 | |||||||||||||||||
| タイトル | ||||||||||||||||||
| タイトル | 抗体薬物複合体(ADC)と放射性標識抗体(ARC)の併用治療効果 | |||||||||||||||||
| 言語 | ja | |||||||||||||||||
| 言語 | ||||||||||||||||||
| 言語 | jpn | |||||||||||||||||
| 資源タイプ | ||||||||||||||||||
| 資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6670 | |||||||||||||||||
| 資源タイプ | conference poster | |||||||||||||||||
| 著者 |
須尭 綾
× 須尭 綾
× 辻 厚至
× 須藤 仁美
× 津村 遼
× 安永 正浩
× 東 達也
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| 抄録 | ||||||||||||||||||
| 内容記述 | 膵臓がんは早期発見が難しいため、発見してもすでに浸潤・転移していることが多い。そのため、浸潤・転移に対する治療法の開発が望まれている。しかし、血管の周りに間質が多く薬剤のがん細胞への送達が困難であるため、薬剤だけの治療には限界がある。最近、リリース型抗体薬物複合体(ADC)で、がん間質でブロックされたADCから、抗がん剤をリリースし、がん細胞に効率よく抗がん剤を送達できる技術が開発された。しかし、さらに治療効果を高める必要がある。そこで、がん間質にブロックされた抗体からもがん細胞に照射できるβ線放出核種を利用することで、上乗せ効果が期待できると考えた(図1)。本研究では、がん間質に発現している血液凝固経路の開始因子であるtissue factorに対する抗体に、放射線増感効果のある抗がん剤であるモノメチルアウリスタチンE(MMAE)を結合させたADCと、β線放出治療用核種であるY-90を標識した抗体(ARC)の併用療法を間質に富む膵臓がんモデルマウスで検証した。間質を多く誘導する膵臓がん由来細胞BxPC-3を皮下移植したマウスにADCとARCをそれぞれ単独に投与した群、ADC+ARC併用療法群に加え、未治療群の計4群で腫瘍体積を測定し治療の経過を観察した。腫瘍測定とは別に治療3、7、14、21日後と未治療の腫瘍をサンプリングし、病理解析を行なった。どの治療群においても、腫瘍の増殖抑制が観察されたが、ADC+ARC併用療法群では腫瘍の消失した個体も確認され、最も高い治療効果が得られた。ADC単独治療群とADC+ARC併用療法群では3日後の病理画像で分裂中期の細胞が多く観察され、ARC単独治療群、ADC+ARC併用療法群では7日後以降の細胞の肥大化や変形が観察された。ADC+ARC併用療法群で、がん細胞領域が最も減少した。未治療群に比べ、有意に細胞増殖減少やアポトーシス増加が観察された。これらの結果より、間質に富む難治性膵臓がんであっても放射線増感効果を持つ抗がん剤とβ線照射を併用することで、治療効果が向上することが示された。 | |||||||||||||||||
| 会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) | ||||||||||||||||||
| 内容記述 | 第62回日本放射線腫瘍学会生物部会学術大会 | |||||||||||||||||
| 発表年月日 | ||||||||||||||||||
| 日付 | 2025-05-30 | |||||||||||||||||