| アイテムタイプ |
会議発表用資料 / Presentation(1) |
| 公開日 |
2025-06-02 |
| タイトル |
|
|
タイトル |
超偏極13C-NMRによるがん細胞の低酸素応答測定 |
|
言語 |
ja |
| 言語 |
|
|
言語 |
jpn |
| 資源タイプ |
|
|
資源タイプ識別子 |
http://purl.org/coar/resource_type/c_6670 |
|
資源タイプ |
conference poster |
| 著者 |
小笠原 弘子
齋藤 圭太
小池 歩
志牟田 宜子
片岡 道彦
高草木 洋一
三浦 夏子
|
| 抄録 |
|
|
内容記述 |
低酸素条件下では、複数の生物種において通常酸素条件下と比較して解糖系代謝が亢進する。この現象は低酸素に応答した転写制御、もしくは解糖系酵素群の細胞内での局在変化に由来することが知られており、ヒト細胞でも同様の機構が存在することが示唆されている。そこで本研究では、異なる3種のヒトがん細胞株を低酸素条件下で培養し、超偏極13 C- NMRにて測定することで各細胞のピルビン酸代謝における低酸素培養の影響を検証した。肝がん細胞株であるHepG2、前立腺がん細胞株であるPC3・Du145の3種をそれぞれ専用の低酸素ジャー(アネロパック®微好気, 三菱ガス化学株式会社)内で培養した。このとき、ジャー内のO2濃度は6~12%、CO2濃度は5~8%となる。低酸素ジャーをインキュベーター内に静置し、37℃で48時間培養を行った。また、24時間ごとに培地と酸素吸収剤の交換を行った。コントロールとして通常のインキュベーター(O2:約21%、CO2:5%)内で培養した細胞についても24時間ごとに培地交換を行い、計48時間培養した。各細胞は培養後トリプシン処理により回収し、細胞懸濁液を調製した。代謝プローブとしては[1-13C]ピルビン酸を用いた。偏極剤であるOX063と[1-13C]ピルビン酸を混合し、偏極装置SpinAligner (Polarize ApS)を用いて超偏極処理を行った後、アルカリ緩衝液で溶解し、細胞懸濁液に添加して1.5T NMR(Spinsolve 60, Magritek GmbH)で測定した。各物質の検出ピークの積分値を算出し、作製した経時変化グラフからArea Under the Curve(AUC)を算出した。ピルビン酸から乳酸への代謝効率を示す乳酸対ピルビン酸(Lac/Pyr)のAUC比をコントロール条件と低酸素条件で比較したところ、各細胞株の低酸素応答は由来ごとに異なる可能性が示唆された。今後は再現性を確認するとともに、低酸素条件特異的な細胞代謝の制御手法について検討する予定である。 |
| 会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等) |
|
|
内容記述 |
量子生命科学会 第7回大会 |
| 発表年月日 |
|
|
日付 |
2025-05-28 |