@misc{oai:repo.qst.go.jp:00086602, author = {楠本, 多聞 and Tamon, Kusumoto}, month = {Jul}, note = {通常の治療線量率0.03 Gy/sよりも 1000 倍以上高い線量率40 Gy/s 以上でおこなう超高線量率放射線がん治療は、腫瘍への効果を維持しつつ正常組織への影㡪を抑制できることで知られている。一瞬で放射線を照射する様子からフラッシュ(FLASH)放射線がん治療と呼ばれている。正常組織への影響が通常の放射線がん治療よりも小さいことからより多くの線量を一度に短時間で照射することができる。この利点から、FLASH 放射線がん治療は世界中で大きな注目を集めており、アメリカやオランダでは臨床試験も始まっている。超高線量率での照射による正常組織への影響低減効果は動物や細胞を使った生物実㦂において確認されている。その一方で、そのメカニズムを定量的に調査した例はほとんどなく、理論研究やシミュレーションによる予測に限られているのが現状である。理論研究やシミュレーションによると、超高線量率効果は⓵瞬間的な照射による水溶液内の溶存酸素の枯渇、もしくは⓶水の放射線分解生成物同士の反応による間接作用の寄与の低下、が原因として考えられている。そこで、我々は超高線量率効果の作用メカニズムを放射線化学的な観点から明らかにすることを目的とし、種々の水の放射線分解生成物の収率の線量率依存性を評価している。, 令和 4 年度部門間交流会への参加}, title = {超⾼線量率放射線治療に資する照射効果メカニズムの研究}, year = {2022} }