@misc{oai:repo.qst.go.jp:00086208, author = {赤松, 剛 and 吉田, 英治 and 田島, 英朗 and 伊藤, 繁記 and 岩男, 悠真 and 高橋, 美和子 and 山谷, 泰賀 and Go, Akamatsu and Eiji, Yoshida and Hideaki, Tashima and Shigeki, Ito and Yuma, Iwao and Miwako, Takahashi and Taiga, Yamaya}, month = {May}, note = {PETを用いた小動物イメージングは創薬や病態解明研究に活用されている。一方で、全ての研究者にPETが十分に行き届いているとは言い難い。例えば、特定エリアでの管理が必要な遺伝子操作マウスのPET撮像、粒子線照射直後のラットのPET撮像、マウスやラットの全身薬物動態の観察、微小腫瘍内の不均一薬剤集積の可視化、限られたスペースへの小動物用PET装置の導入、といった様々なアンメットニーズが存在する。このような多様な研究ニーズに応えるべく、サブミリ分解能を有する多目的用途のポータブル小型PET装置を開発した。 独自に開発した22 mm角のcrosshair light-sharing (CLS) 検出器(1.45×1.45×15 mm3のGFAGシンチレータ14×14アレイと3×3 mm2の半導体光センサSiPM 8×8アレイを接合)を使用した。相互作用を起こした深さによって光の分配パターンに差がでるように反射材が組んであり、深さ方向の検出位置(DOI)を5 mm単位で識別できる。128個の検出器を用いて体軸方向視野207 mmの8リング装置を製作し、CLS-PETと名付けた(下図a)。ガントリやデータ収集機器は台車上に配置し、1人で移動できるポータブル仕様とした(重量約100 kg)。撮像場所を選ばないよう、100V電源1つで動作する仕様とした。空間分解能評価として、22Na密封ロッドファントム(1 MBq)の30分撮像を行った。小動物全身撮像の実証として、健常ラットに18F-NaF(37 MBq)を投与し、60分後より60分撮像を行った。ファントムでは0.75 mmロッドが識別でき、サブミリ分解能を達成した(下図b)。ラットNaF PETでは、骨構造が明瞭に描出された全身画像を得た(下図c)。 サブミリ分解能を有する多目的ポータブル装置CLS-PETを開発した。PET室に縛られないポータブル装置のため様々なニーズに対応でき、新しいPET応用研究を開拓できる可能性がある。, 第16回日本分子イメージング学会総会・学術集会参加発表}, title = {サブミリ分解能を有する多目的ポータブル小型PET装置の開発}, year = {2022} }