@misc{oai:repo.qst.go.jp:00086136, author = {石田, 恒 and 河野, 秀俊 and Hisashi, Ishida and Hidetoshi, Kono}, month = {May}, note = {クロマチンの基本単位であるヌクレオソームは、DNAとヒストンタンパク質の複合体で、遺伝子転写等の生命現象に関わる。ヒストンH2A-H2Bのヌクレオソームからの脱離は、DNA解離やヌクレオソーム構成変換に関与する。本研究では、2つのヒストンH2A-H2Bの間に力を作用させることでヒストンH2A-H2Bがヌクレオソームからどのように脱離するのかを、全原子分子動力学シミュレーションを用いて解析した。その結果、H2AのC末端領域のドッキングドメインと呼ばれる領域がH2A-H2B脱離に重要であることがわかった。また脱離過程に重要なアミノ酸が、癌などの異常に関与するアミノ酸と一致することが多いことがわかった。これは、ヌクレオソームの不安定性が癌化の要因になっていることを示唆する。, 量子生命科学会第4回大会}, title = {全原子分子動力学シミュレーションを用いた、ヒストンH2A-H2Bのヌクレオソームからの脱離メカニズム解析}, year = {2022} }