@article{oai:repo.qst.go.jp:00086060, author = {東, 達也 and Tatsuya, Higashi}, journal = {第47回 尿路悪性腫瘍研究会記録}, month = {Apr}, note = {前立腺がんの画像診断は局所及び骨盤腔内のMRI(やCT)による診断が中心で、転移検索としては骨シンチグラフィーが主として用いられてきた。骨シンチは分解能が低く転移検出能も不十分だが、多くのがん種で一般的に行われるFDG-PETは前立腺がんでの診断能が不十分なため、前立腺がんの画像診断では、再発診断や転移検索に難点があったといえる。近年新しいPET診断法が導入され、前立腺がんの診断体系は大きく変わりつつある。骨シンチグラフィーに代わるNaF-PETは米国FDAですでに承認されているが、国内でも福井大学病院で医師主導治験の準備中であり、早期に国内承認が期待されている。糖代謝画像としてのFDG-PETに代わる膜脂質代謝画像としてのCholine-PET等も国内では臨床研究等で行われてきた。さらに最近の前立腺特異的膜抗原(prostate-specific membrane antigen/ PSMA)を標的としたPET診断は診断能も高く、核医学治療への応用も進みつつあり、世界的に盛んである。診断ではPET核種Ga-68を用いたGa-68 PSMA-PETが多数臨床治験に用いられており、海外では2020年に米国FDAが承認した。さらに治療核種Lu-177やAc-225を用いた核医学治療でも、その早期承認・早期臨床導入が海外では期待されている。一方、国内ではGa-68が使えない状況が続いており、PSMAを標的とする核医学治療の導入にも大きな壁が存在する。これらの解消に向けた日本核医学会を中心とした取り組みについて記載。}, pages = {34--38}, title = {新しい画像診断とその国内導入 PSMA-,Choline,NaF-PETなどについて}, year = {2022} }