@misc{oai:repo.qst.go.jp:00086011, author = {古場, 裕介 and Yusuke, Koba}, month = {Apr}, note = {【目的】日本国内のCT装置の台数は世界的にも多く、日本人のCT被ばく線量は世界的に見ても高いと考えられており、実際の医療現場での撮影の状況や受ける総被ばく線量を適切に評価することが求められている.そこで本研究グループではCT撮影時の臓器被ばく線量計算システムであるWAZA-ARIの開発を行った.WAZA-ARIはWebブラウザから利用できる無料のCT撮影による被ばく線量評価システムであり、現在ユーザー数は3,000名を超え,多くの病院や研究・教育機関にて利用されている.WAZA-ARIは,患者の年齢・性別・体型,CT装置の管電圧や電流値など撮影条件に応じて各臓器の被ばく線量の情報を簡便に算出できるシステムである.より多くのユーザーに利用してもらうために,計算可能なCT装置の拡充や追加機能の研究開発を進めている. 【方法】計算可能なCT装置の拡充を行うため,CT装置メーカーや多くの病院の協力のもと,様々なCT装置から発生するX線の線量情報等を集めた.また,これまで成人に対しては4種類の体格のファントムの線量評価しかできなかったことから,より様々な体型の患者の臓器線量を評価可能とするため,BMIと臓器被ばく線量の関係を調べた. 【結果】現在,WAZA-ARIにて計算可能なCT装置は約50種類となり,国内で利用されている装置台数の70%以上をカバーできた.また,成人の線量計算時に身長・体重を入力することによりBMIに応じて臓器線量を算出するOptional Phantom機能を追加した.さらに近年,CT被ばく線量の線量指標として利用され始めているSSDE(Size-Specific Dose Estimates)を算出する機能も追加した., 第78回日本放射線技術学会総会学術大会}, title = {CT撮影による被ばく線量を評価するWebシステムWAZA-ARIの進捗}, year = {2022} }