@article{oai:repo.qst.go.jp:00085905, author = {今岡, 達彦 and Tatsuhiko, Imaoka}, issue = {2}, journal = {生体の科学}, month = {Apr}, note = {生体は常に内因性及び外因性のDNA損傷ストレスにさらされている。DNA損傷は細胞死、遺伝子変異、細胞老化等の原因となるため、DNA損傷に適切に応答し可能な限りの修復を行う多重のシステムが、生体には備わっている。DNA損傷応答あるいは修復に関わる遺伝子に関連する遺伝性疾患や欠損動物では、発生異常の表現型が観察されることが多い(1)。近年では、加齢に関連するがんや認知症等の様々な疾患も、DNA損傷に関連することわかってきている(2)。このように、初期発生から老年期までの生体の年齢によってDNA損傷ストレスのレベルは変化しており、それに対処する応答・修復系の役割や疾患との関連も、年齢によって異なると考えるのが自然である。本稿では、初期発生、発達期、老年期に着目して、DNA損傷応答の役割やその活性の違いについての知見を紹介する。}, pages = {158--161}, title = {ライフステージとDNA損傷応答}, volume = {73}, year = {2022} }