@misc{oai:repo.qst.go.jp:00085897, author = {畑, 昌育 and 小島, 完興 and 千徳, 靖彦 and 近藤, 康太郎 and タンフン, ヂン and 宮武, 立彦 and 長谷川, 登 and 石野, 雅彦 and 森, 道昭 and 榊, 泰直 and 西内, 満美子 and 今, 亮 and 錦野, 将元 and 神門, 正城 and 白井, 敏之 and 近藤, 公伯 and Masayasu, Hata and Sadaoki, Kojima and Kotaro, Kondo and Dinh, Thanhhung and Tatsuhiko, Miyatake and Noboru, Hasegawa and Masahiko, Ishino and Michiaki, Mori and Hironao, Sakaki and Mamiko, Nishiuchi and Akira, Kon and Masaharu, Nishikino and Masaki, Kando and Toshiyuki, Shirai and Kiminori, Kondo}, month = {Mar}, note = {近年,炭素イオンなどを用いた重イオンビームによるガン治療は成功を収めている.一般的に,直線もしくはシンクロトロン型の粒子加速器が高エネルギー重イオンビーム生成のために使用されるが,それらの加速器は広く医療機関に行き渡らせるにはサイズが大きすぎるという問題を持つ.そのためコンパクトな加速器の実現が求められている.レーザー粒子加速器は,未来の加速器の候補の一つである. 量子科学技術研究開発機構では,高い治療効果が明らかになっている重イオンがん治療装置の高性能化・小型化を目指す“量子メス”プロジェクトを進めている.この次世代の小型重イオンがん治療装置は,重イオンビームの鋭いブラッグピークと,少ない内部散乱による腫瘍への高い線量集中性を持っている.これによって正常組織へのダメージを少なく抑え,より多くのがんを極めて短期間で治療できることが期待され、手術に代わる可能性を秘めている. 現在提案されている第5世代重イオンがん治療装置(量子メス)は,イオン入射器・超伝導シンクロトロン・ビーム輸送系・超伝導回転ガントリーから構成されている.装置を小型化するためには,体積の大部分を占める入射器とシンクロトロンの小型化が不可欠である.レーザー駆動イオン加速は非常に大きな加速勾配を持つことからこの小型化の要求に応える技術として期待されている.既存のイオン入射器をレーザー駆動方式で置き換えるためには,小型のレーザーモジュールの開発とそれを用いたレーザー駆動による数MeV/uの炭素イオンの加速が必要である.そこで,三次元電磁粒子コードによって実験に即したシミュレーションを実施することにより,加速炭素イオンの定量評価を行った.また,加速に有利な6価の炭素イオンを生成するためのレーザー条件を理論的に求め,シミュレーションによる妥当性評価を行った., 日本物理学会第77回年次大会}, title = {三次元PICコードによるレーザー加速イオンの定量評価}, year = {2022} }