@misc{oai:repo.qst.go.jp:00085835, author = {野村, 拓司 and Takuji, Nomura}, month = {Mar}, note = {X線磁気円偏光発光(XMCPE)は一言でいえば、「強磁性体からの特性発光 X 線が円偏極する現象」である。遷移金属の特性X線といえば、Cu や Mo の Kα 線(2p→1s 遷移)が結晶構造解析などの基礎的な実験で利用されておなじみであろう。遷移金属強磁性体ではその Kα 発光X線が円偏極するのである。我々の知る限り、これを確認した実験は、意外にも 2017 年 SPring-8 での稲見による強磁性金属鉄を用いた実験が最初である。  本講演では、強磁性鉄における実験の解説から始めて、それを理解するための理論、計算方法について説明し、XMCPE スペクトルの解釈を説明する。具体的には、バンド計算から最局在ワニエ軌道を通じて作成した精密なハバード模型に基づいて 、 非平衡多体系の量子論(Keldysh 形式)を用いた理論解析の方法を解説する。, 第76回SPring-8先端利用技術ワークショップ 「X線発光分光による電子状態研究の現状と将来展望」}, title = {遷移金属強磁性体におけるX線磁気円偏光発光の研究}, year = {2022} }