@misc{oai:repo.qst.go.jp:00085760, author = {相場, 俊樹 and 篠藤, 誠 and 今井, 高志 and 瀧山, 博年 and 山田, 滋 and 柿沼, 志津子 and Toshiki, Aiba and Makoto, Shinoto and Takashi, Imai and Hirotoshi, Takiyama and Shigeru, Yamada and Shizuko, Kakinuma}, month = {Mar}, note = {【目的】膵がんは難治性がんのひとつであり、死因の4位となっている。量研機構のQST病院では世界に先駆けて重粒子線治療を行い良好な成績を示してきたが、未だ満足すべき数値とは言えない。したがって生存率をさらに高めるため、治療抵抗性癌の同定法や治療経過の評価に資するバイオマーカー及び有望な併用薬の開発が切望されている。一方QST病院は数少ない重粒子線治療施設であるが、その臨床検体を基礎生物学的観点から解析した研究は少ない。そこで本院が体系的に収集している貴重な患者試料を用いて、基礎生物学的な観点からの予備的探索研究をおこなった。我々はすでに患者血液細胞における発がんや治療感受性と相関するエピゲノム変化を検出していたが、さらに今回は治療成績と相関しうる治療後エピゲノム変化の存在を探索した。こうした変化が血液試料中に見出せれば、それは治療評価バイオマーカーとして利用できる可能性がある。具体的には、膵がん患者血液を試料とし、我々が開発した高精度・高感度メチル化大規模解析法(MSD-AFLP法)による解析を実施した。 【方法】膵がんの重粒子線治療では、約2週間から3週間かけて治療を行う。そこで膵がん罹患者(N=3)から治療前と治療中である治療開始1週間前後そして治療終了時に提供された血液細胞DNAを用いてMSD-AFLP法によるメチル化解析を行った。 【結果・考察】現在データ取得を進めており、今回得られたデータについて報告する。また、今後解析数を増やして血中エピゲノム異常と診療情報の関連を検討することで、治療効果評価用バイオマーカーが見いだされると期待される。, 日本薬学会第142年会}, title = {重粒子線治療前後血液試料を用いたがんの治療評価に資するバイオマーカーの探索のパイロットスタディ}, year = {2022} }