@misc{oai:repo.qst.go.jp:00085476, author = {松崎, 賢 and 盛武, 敬 and 中上, 晃一 and 永元, 啓介 and 茂呂田, 孝一 and 栗山, 知子 and 人見, 剛 and 欅田, 尚樹 and Satoru, Matsuzaki and Takashi, Moritake and Koichi, Nakagami and Tomoko, Kuriyama and Go, Hitomi and Naoki, Kunugita}, month = {Oct}, note = {【背景】電離放射線障害防止規則において、放射線業務従事者には線量測定が義務付けられている。その線量測定の方法として、均等被ばく(全身に均等に被ばくする)の場合では1個、不均等被ばく(全身に不均等に被ばくする)の場合では2個以上の個人被ばく線量計の装着をする必要がある。しかし、実施されていない事例が散見され、適切に線量測定が実施されているかの確認が求められている。 【目的】本調査では、個人被ばく線量計の装着実施状況を把握することを目的とした。 【方法】全国の医療機関に従事する放射線業務従事者を対象とした。各医療機関における放射線業務中の個人被ばく線量計(ガラスバッジなど)装着状況を、ホームページ上で公募した調査員が目視で調査した。得られた結果は、郵送もしくはメールにて回収し、解析を行った。調査期間は2021年1月1日から3月31日の中で任意に選択された一日とした。調査項目は、個人被ばく線量計装着状況の他に、放射線業務従事者登録状況や職種など8項目とし、選択回答形式とした。また、得られた個人被ばく線量計装着状況より、装着率(調査期間内に個人被ばく線量計装着状況を調査した人数に対する同期間内に個人被ばく線量計を装着した人数)を算出し、評価した。 【結果】全国46名の調査員より、欠損値を除いた1237名の調査結果を得た。このうち均等被ばく管理登録されている者は23.6%、不均等被ばく管理登録されている者は67.8%、何ら管理登録されていない者は8.6%であった。個人被ばく線量計(胸・腹部)の装着率は71.2%、個人被ばく線量計(頭・頚部)の装着率は68.9%であった。職種別にみると、医師が56.1%、53.5%と、どちらも一番低かった。 【結論】個人被ばく線量計の装着率は100%でなく、現状の被ばく線量情報は過小評価されている可能性が示唆された。今後、適切な線量測定の実施が望まれる。, 第49回日本放射線技術学会秋季学術大会}, title = {管理区域で働く放射線業務従事者の個人被ばく線量計装着の実態調査}, year = {2021} }