@misc{oai:repo.qst.go.jp:00085308, author = {斉藤, 智幸 and 横谷, 明徳 and Tomoyuki, Saito and Akinari, Yokoya}, month = {Dec}, note = {小胞体は、最大の細胞小器官で、粗面小胞体と割面小胞体に分かれる。粗面小胞体は、タンパク質の合成と折りたたみ、滑面小胞体は脂質の合成、カルシウムイオンの貯蔵といった役割をもつ。本研究では、放射線照射後の小胞体に与える影響について、形態的な変化に着目して明らかにすることを目的とし、これの観察方法の確立を目指した。まず、小胞体染色試薬での染色時間について、検討を行った。染色時間を15分、20分30分と変えて観察開始時点での蛍光強度を比較した結果、染色時間20分での蛍光強度が最も高く、染色時間は20分が最適であった。次に、X線を1Gy/minの線量率で6 Gy照射し、小胞体を24時間観察した。その結果、24時間小胞体を観察することが可能であると判断された。また、細胞周囲に気泡状の構造がコントロールとX線照射サンプルの両方の細胞で観察され、その細胞数はX線照射サンプルで有意に多かった。この構造は、放射線照射によって生じた異常なタンパク質が小胞体に蓄積した結果現れたものではないかと考えている。, 量子生命科学先端フォーラム2021年冬の研究会}, title = {小胞体に対する放射線影響の可視化の試み}, year = {2021} }