@misc{oai:repo.qst.go.jp:00085304, author = {周健治 and 魚住亮介 and 小林拓豊 and 田島陽平 and 吉岡孝高 and 前川, 雅樹 and 和田健 and 難波俊雄 and 石田明 and 浅井祥仁 and Masaki, Maekawa}, month = {Mar}, note = {電子とその反粒子である陽電子とで構成される水素様原子はポジトロニウム(Ps)と呼ばれる。Ps はレプトンのみにより構成されるため、そのエネルギー準位構造の高精度な理論計算が可能である。 精密測定を行うには、真空中に低温の Ps を用意することが必要となる。低速陽電子を多孔材料に打ち込むと、材料中の電子をはぎとり Psを形成し、空孔中を拡散しながら材料表面に達したPsが真空中に放出される。運動エネルギーの低いPsが効率よく放出される多孔材料が見つかれば、精密測定やPsボース・アインシュタイン凝縮などの進展が期待できる。本研究では、種々の多孔材料からのPs放出エネルギー分布測定し、材料探索を進めている。 今回、二酸化ケイ素(シリカ)により構成された多孔材料であるシリカエアロゲルを用いた測定を行った。材料から遠方にある検出器では、遅いタイミングでのカウントが多く、飛行時間測定が行えている事が分かった。今後はPs の崩壊時定数による歪みの効果などを補正し、エネルギー分布の評価を進めていく予定である。, 2021年度量子ビームサイエンスフェスタ}, title = {多孔材料から放出されるポジトロニウムの 飛行時間法によるエネルギー分布測定}, year = {2022} }