@misc{oai:repo.qst.go.jp:00085129, author = {佐藤, 勝也 and 三善英彦 and 鳴海一成 and 大野, 豊 and Katsuya, Sato and Yutaka, Ono}, month = {Dec}, note = {放射線抵抗性細菌デイノコッカス・ラジオデュランスは、ガンマ線、紫外線、乾燥及び薬剤など様々なDNA変異原に誘起されるDNA損傷に対して、非常に強い抵抗性を有する。これまでの研究で、DNA損傷応答因子であるPprIタンパク質によって、DNA修復関連遺伝子群が上方制御されることを明らかにしている。PprIタンパク質は、機能性ドメインとしてメタロプロテアーゼドメイン、DNA結合ドメイン、環状ヌクレオチド結合ドメインを有している。デイノコッカス属細菌に特有のDNA損傷応答機構において、定常状態では、リプレッサータンパク質であるDdrOが放射線/乾燥応答(Radiation/Desiccation Response; RDR)モチーフに結合することで、DNA修復タンパク質を含むRDRレギュロンの発現を抑制している。一方、DNA損傷が生じると、PprIタンパク質がDdrOタンパク質を切断することでRDRレギュロンの発現抑制が解除される。しかしながら、DNA損傷応答機構におけるPprIタンパク質の機能に重要な部位は明らかにされていない。そこで本研究は、pprI遺伝子欠失変異株及びRDRモチーフを含むプロモーターによる遺伝子発現を検出できるレポーター株を作製すると共に、野生型及び変異型pprI遺伝子発現プラスミドを用いて、ガンマ線に対する感受性を指標とした相補試験及びレポーターアッセイにより、PprIタンパク質の機能解析を実施した。, QST高崎サイエンスフェスタ2021}, title = {デイノコッカス・ラジオデュランスにおけるDNA損傷応答因子PprIの変異解析}, year = {2021} }