@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00085022, author = {竹内, 幸生 and 谷口, 圭輔 and 藤田, 一輝 and 新井, 宏受 and 勝野, 和美 and 那須, 康輝 and 倉元, 隆之 and 林, 誠二 and 青野, 辰雄 and 神林, 翔太 and 浜島, 大輝 and 高橋, 博路 and 山崎, 慎之介 and 山村, 充 and 山田, 裕 and Tatsuo, Aono and Shota, Kambayashi and Hiroyuki, Takahashi and Shinnosuke, Yamazaki and Yutaka, Yamada}, book = {Proceedings of the 22nd Workshop on Environmental Radioactivity (KEK proceedings)}, month = {Dec}, note = {2017 年 5 月に福島県浪江町と双葉町にまたがる十万山において林野火災が発生した。火災による沢水への放射性セシウム(Cs)流出の影響を調査した結果、沢水中の放射性 Cs 濃度 への影響はほとんど認められなかった。一方で、除染が行われていない森林域に、多くの 放射性 Cs が保持されており、森林域での沢水への放射性 Cs の流出動態を明らかにするた め、十万山の南側に源流域を有する前田川において、放射性 Cs 濃度のモニタリングを継続し ている。その中で、2019 年 10 月に台風 19 号(Hagibis)による福島県の気象観測史上最大規模の出水が発生した。この大規模な出水の影響のため、河川周辺の地形が大きく変化し、 森林域における沢水への放射性 Cs 流出機構に変化が生じた可能性が指摘されている。そこで、本研究では、台風通過前後の河川水中の溶存態 137Cs 濃度と水質との関係性と経時 変化を調査した。加えて、河川を流れる懸濁粒子の 137Cs 濃度(以下、粒子態 137Cs 濃度)および物理化学的特徴の変化について調査した。さらに、溶存態 137Cs フラックスを算出し、台 風通過前後のフラックスの変化について調査した。出水時の 137Cs フラックスを算出し、平水 時および出水時における 137Cs 流出率について調査した。これらのことから、2019 年の台風 19 号による前田川における放射性 Cs濃度の影響について報告する。}, pages = {56--61}, publisher = {High Energy accelerator Research Organization (KEK)}, title = {前田川における 2019 年台風 19 号以降の放射性セシウム動態の影響について}, year = {2021} }