@article{oai:repo.qst.go.jp:00084907, author = {大山, 智子 and E. Swilem, Ahmed and 大山, 廣太郎 and 木村, 敦 and 田口, 光正 and Tomoko, Oyama and Kotaro, Oyama and Atsushi, Kimura and Mitsumasa, Taguchi}, journal = {Polymer Degradation and Stability}, month = {Mar}, note = {腹部手術後に起こる周囲臓器との癒着は患者のQOLを著しく低下させる炎症反応であり、手術時に体内に留置する癒着防止剤の開発が望まれている。本研究では、細胞非接着材料のカルボキシメチルセルロース(CMC)と生体適合性・生分解性に優れたゼラチンからなるハイブリッドゲルをガンマ線架橋技術で創出した。架橋剤等を用いずに作製したこのゲルは、母材の生体適合性・生分解性を保っている。成分比を調整した結果、CMC60%・ゼラチン40%の割合で作製したゲルは、線維芽細胞の接着・浸潤を防止しつつ、細胞生存率を有意に高めることが分かった。また、このゲルの生分解速度を調整すると共に、硬さを腹部と同程度となる数10kPaの圧縮弾性率に調整することもできた。移植物と臓器との機械的なマッチングは異物反応を抑制することが分かっており、開発したゲルは、移植後の異物反応を抑制し創傷治癒後に分解される、機能性癒着防止剤として応用が期待される。}, title = {Development of carboxymethyl cellulose/gelatin hybrid hydrogels via radiation-induced cross-linking as novel anti-adhesion barriers}, volume = {197}, year = {2022} }