@article{oai:repo.qst.go.jp:00084497, author = {山口, 博司 and 岡田, 真希 and 軽尾, 友紀子 and 表, 雅章 and Hiroshi, Yamaguchi and Maki, Okada}, journal = {PETイメージング剤開発研究 ~グルタミン酸トランスポーターイメージング剤開発を例として~}, month = {Oct}, note = {医療において様々な画像診断法が活用されている。画像診断とは,放射線,磁場,電磁波,超音波などを用いて,体内の状態を画像化することにより病変などを見つけて診断する方法である。健康診断などに用いられている単純Ⅹ線撮影(いわゆるレントゲン)は最も古くからある画像診断法の一種であるが,近年はコンピュータ技術の進歩により,人体内部を様々な方向から切った様な画 像や三次元的(立体的)な画像も撮影できるようになった。 画像診断に用いられる画像は大きく分類すると形態画像と機能画像にわけられる。単純 X 線やCT(Computed Tomography),MRI ※(Magnetic Resonance Imaging)は人体内の構造や組織を画像化する形態画像であるのに対し,SPECT(Single Photon Emission Computed Tomography)や PET(Positron Emission computed Tomography)は機能画像と呼ばれ,生体内タンパク質発現量や脳血流量,糖代謝量などの機能を画像化する方法である。 放射性薬剤を用いる検査においては,放射性薬剤を人体に投与して放射線の検出を手掛かりに薬剤の分布を測定する。 これまでに我々は,PET 薬剤を中心に放射性医薬品開発に取り組んできた。放射性医薬品の開発において,理論的には【放射性核種】×【薬剤の種類】の組み合わせが成り立つことから無限の可能性があると言われている。また,検出感度の高さなどの利点から将来性の高い研究であると考えている。一方,PET 薬剤は通常の薬剤とは異なり,比較的短い半減期を有するため直前の核種製造や被ばくを防ぎながらの標識合成をしなければならないという煩雑さがある。 本稿では,これまで我々が取り組んできたグルタミン酸トランスポーター(GLT)イメージング剤開発研究について中心に述べる。 ※近年,MRI はシーケンス開発などの技術革新により,機能画像も得られる。}, title = {PETイメージング剤開発研究 ~グルタミン酸トランスポーターイメージング剤開発を例として~}, year = {2021} }