@misc{oai:repo.qst.go.jp:00084131, author = {長谷川, 純崇 and 李, 惠子 and 安康, 真由香 and Sumitaka, Hasegawa and Li, Huizi and Mayuka, Anko}, month = {Dec}, note = {粒子線の一つであるアルファ線は、高い生物効果を有する高LET放射線である。細胞に照射された際には、修復困難なDNA損傷を引き起こし、細胞死を誘導する。アルファ線の飛程は50から100マイクロメートル程度であり、標的細胞に特異的に送達させることが出来れば、その周囲の細胞や組織にほとんど影響を与えることなく標的細胞を殺傷させることが原理的には可能である。これは理想的ながん治療戦略と結びつく。アルファ線の特性である高い生物効果と短飛程を生かして、従来の化学療法や放射線治療に抵抗性の難治がんに対する治療にアルファ線を応用する研究が活発化している。アルファ線の飛程を考えれば、特に、微小な転移や播種したがん、それも放射線抵抗性であることが多い固形がんに対してアルファ線治療は従来の治療がなしえなかった治療の可能性を提供する。本会では、アルファ線放出するアイソトープのアスタチン211を抗HER2抗体であるトラスツズマブに付加したアスタチン211トラスツズマブを用いたアルファ線放射免疫療法の難治がんに対する可能性を非臨床研究で評価した結果を示す。, 第1回 日本量子医科学会 学術大会}, title = {難治がんに対するアルファ線放射免疫療法の開発}, year = {2021} }