@misc{oai:repo.qst.go.jp:00084095, author = {森国裕太 and 岩瀬彰宏 and 松井利之 and 和田武 and 加藤秀実 and 前川, 雅樹 and 河裾, 厚男 and 石川法人 and Masaki, Maekawa and Atsuo, Kawasuso}, month = {Dec}, note = {優れた高温耐性や高強度で構造材料として利用される金属間化合物に対して 重イオン照射を施すと結晶状態からアモルファス状態に変態し、それに伴う表面の硬度が変化する材料がある。しかし結晶がアモルファス化する具体的な合金種、イオン種、照射条件については不明な点が多い。そこで、バルクでのアモルファス化が容易なZrCuAl合金への照射を行い、アモルファス化や結晶構造の安定性について調べた。厚さ 0.5mm 程度のディスク状の Zr45Cu45Al10 合金試料に対し、原子力機構東海研タンデム加速器にて200MeVのAu イオンを、量研高崎のタンデム加速器にて16MeVのAu イオンを照射した。EXAFS測定では照射量の増加に従いCu原子周囲のピークが減少するが、200MeVではより顕著であった。X線回折ではいずれもアモルファス化を示すが、200MeVの方が早くアモルファス化が起こり、高エネルギーほどアモルファス化が容易であることがわかった。これは照射イオンによる核 的阻止能が高い200MeVの方が損傷による乱れが直接アモルファス化に繋がったためと考えられる。また照射量増加に伴い硬度上昇が見られたが、共晶合金でのアモルファス化による軟化という逆の結果となった。これは、アモルファス状態や空隙分布に違いが生じたためと考えられる。, QST 高崎サイエンスフェスタ 2021}, title = {亜共晶 Zr 基金属間化合物への重イオン照射による微細構造と硬度変化}, year = {2021} }