@misc{oai:repo.qst.go.jp:00083921, author = {多田, 悠 and 佐々木, 浩二郎 and 岩田, 康嗣 and 長谷, 純宏 and 大野, 豊 and 鈴木, 石根 and 新家, 弘也 and Yoshihiro, Hase and Yutaka, Ono}, month = {Nov}, note = {微細藻類を利用したバイオ燃料は第3 世代バイオ燃料と呼ばれ、生産性が高いことや食料生産と競合しないことから、次世代エネルギーの候補として注目されている。産業利用を図るには、既存のオイル産生藻類を改良することでオイルをより蓄積し、より速く増殖する株を創出する必要がある。Tisochrysis lutea(T-Iso 株)は、現在知られている超長鎖脂質アルケノンを蓄積する5 種のハプト藻のうちの1 種である。アルケノンは、分子内の二重結合が一般的な脂肪酸が持つシス型とは異なり、トランス型であることから酸化耐性を持つ。また、炭素数37~39の長鎖直鎖構造を持つ中性脂質で、熱分解により炭化水素が生成されることからジェット燃料としての利用が提唱されている。現在まで、T-Iso 株の重イオンビームに対する放射線感受性を調べ、突然変異の誘導に最適な線量・照射方法を検討すると共に目的形質が安定した有用変異体の取得を行い、オイル高産生候補株を選抜してきた。これらオイル高産生候補株は、①急速な成長による高バイオマス化、②脂質への細胞内炭素分配の増加、③脂質分解の抑制などが起こっていると考えられる。脂質分解の抑制について、暗条件でのアルケノン分解を調べたところ、アルケノン分解抑制株が7 株得られた。本発表では、これらのアルケノン分解抑制株で分解が抑制される要因について検討した結果について報告する。, 2021 年度 関東学院大学 理工/建築・環境学会 研究発表講演会}, title = {オイル産生ハプト藻Tisochrysis lutea の重イオンビーム処理による改良}, year = {2021} }