@misc{oai:repo.qst.go.jp:00083858, author = {岡村, 敏充 and 岡田, 真希 and 脇坂, 秀克 and 菊池, 達矢 and 張, 明栄 and Toshimitsu, Okamura and Maki, Okada and Hidekatsu, Wakizaka and Tatsuya, Kikuchi and Zhang, Ming-Rong}, month = {Nov}, note = {チオシアネート(SCN-)は神経障害を惹起する中毒性を持つと考えられているため、脳にはSCN-を排出することでSCN-の脳内濃度を低く保つ機構の存在が示唆されているが、SCN-の排出を非侵襲的に定量評価できる方法は未だ開発されていない。SCN-排出系の定量評価が可能となれば、SCN-の中毒性の評価や排出メカニズムの解明に大きく貢献すると考えられる。本研究では、脳内排出システムの定量測定法”metabolite extrusion method”に基づき6-[11C]thiocyanatopurine誘導体([11C]TP)を設計した。[11C]TPは静脈内投与後、血液脳関門を通過して脳内に移行し、グルタチオンとの反応により[11C]SCN-を遊離することが確認された。正常マウスでは、遊離された[11C]SCN-は速やかに脳から排出されたのに対して、SCN-輸送阻害剤を前投与したマウスでは[11C]SCN-排出速度の有意な低下が認められた。以上、[11C]TPによる脳内のSCN−排出系の定量評価の可能性が示唆された。, 第61回日本核医学会学術総会}, title = {チオシアネート排出系を定量評価するためのPETトレーサの開発}, year = {2021} }