@article{oai:repo.qst.go.jp:00083856, author = {木村, 敦 and Atsushi, Kimura}, journal = {放射線化学}, month = {Apr}, note = {カチオンとアニオンの組み合わせにより液性が変化するイオン液体を溶媒として用い,放射線架橋反応を利用することで天然多糖類を原料とした新規機能性材料を創出した.通常,難溶性のセルロースおよびキトサンを各濃度5 wt.%でイオン液体に溶解し,さらに含水率を制御した条件でγ線照射することで,放射線架橋複合ゲルを80%以上の高収率で得ることに成功した.この複合ゲルの膨潤度,弾性率および耐熱性は,生体電極の応用に求められる値と同程度であるとともに,印加電圧に対する屈曲運動性(曲率)が一般的なイオンゲルアクチュエーターと同等であることを確認した.さらに,得られた複合ゲルは生分解性を有することから,持続可能な社会構築に貢献できる複合ゲルアクチュエーターの開発に成功した.}, pages = {47--52}, title = {イオン液体を放射線化学反応に利用した新規機能性天然高分子材料の開発}, volume = {111}, year = {2021} }