@article{oai:repo.qst.go.jp:00083855, author = {木村, 敦 and Atsushi, Kimura}, journal = {難溶性天然多糖類の新しい改質技術}, month = {Apr}, note = {化学処理による天然多糖類の誘導化を必要としない新たな放射線改質法の開発のため、イオン液体を用いて難溶性である天然多糖類を高濃度溶液化し、放射線を照射することで新規天然多糖類ゲルの作製を試みた。高いプロトン受容性を有するイオン液体である酢酸1-エチル-3-メチルイミダゾリウムの活用により、天然多糖類の高濃度溶液を調製し、放射線を照射することで天然多糖類の一種であるセルロースおよびキチンゲルの開発に初めて成功した。これらの天然多糖類ゲルは、誘導化および架橋剤処理されていないことから生体適合性が高く、わずかに電気伝導性を有するため、生体電極材料やバイオデバイス等への利用が期待される。さらに、カーボンニュートラルかつ環境負荷の極めて低いセルロースおよびキトサンを用いて、石油由来の合成高分子を使用した従来品と同程度の性能を有する複合ゲルアクチュエーターの開発に成功した。}, pages = {3--6}, title = {Radtech ニュースレター}, volume = {121}, year = {2021} }