@misc{oai:repo.qst.go.jp:00083815, author = {城, 鮎美 and 松本, 光太郎 and 東, 佑弥 and 馬, 越 and 齋藤, 寛之 and 玉野井, 冬彦 and Ayumi, Shiro and Hiroyuki, Saito and Fuyuhiko, Tamanoi}, month = {Sep}, note = {ナノ粒子はそのユニークな物理的・化学的特性と優れた機能性から、バイオメディカルへの応用に大きな関心が寄せられている。ナノ粒子はがん腫瘍を標的とし、がん細胞に物質を送り込むことができるという特性から、がん治療への利用が研究されている。本研究では、ガドリニウムを含有したナノ材料と、単色Ⅹ線を組み合わせた手法に着目した。これは、飛程距離の短いオージェ電子の放出を含む光電子効果が、生体組織に強く影響するためである。がん細胞核の近くにガドリニウムを集積し、単色Ⅹ線を照射することにより、二次放射線によってがん腫瘍を効率的に死滅することができるというアイデアを検証するため、実際にがんスフェロイドを利用した照射実験を行った。その結果、ガドリニウムのK吸収端直上であるE=50.25keVのX線を用いた場合にはがんスフェロイドの破壊が認められたが、K吸収端の直下であるE=50.0keVのX線を用いた場合にはがんスフェロイドに変化がなかった。この結果は、光電効果とオージェ電子の放出が、がんスフェロイドの破壊に重要な役割を果たしていることを示唆している。, 日本放射線影響学会第64回大会}, title = {放射光単色X線照射によるGd担持したナノ粒子を含むがんスフェロイドの破壊}, year = {2021} }